小学校低学年では、やっぱりまだまだ消極的だったと思います。
ただ、授業は私のステージでした。
国語の音読が一番好きでした。
手を挙げるまではとても苦しいけれど、当てられて読んでいるときは、楽しかった。
小学校2年生のとき、私は初めて悔し涙を流しました。
国語の授業で、教科書に載っている物語の劇をすることになりました。
私はある役Aを担当しました。
練習を重ね、本番当日になったとき、B君がいきなり自分の役と替わってほしいと言い出しました。
自分の役に愛着があった私は、嫌だと言いました。
私はその劇の台本をほとんど暗記していたので、B君は私なら替われるだろうと言い張りました。
結局、B君は折れず、その場を収めるために私は役の交換を承諾しました。
授業が始まり、先生と他のクラスメートの前で劇を始めました。
私が替わった役の出番になりました。
私は前に出て、セリフを言いました。
私の中に何が起こったのか、目から涙がぽろぽろ流れ、セリフは途中からぐちゃぐちゃになりました。
先生が驚いて、理由をたずねたことまでは覚えています。その後のことは覚えていません。
B君がなぜ役の交代を頼んできたのか、私はなぜあそこまで自分の役に執着したのか。
今となってはわかりません。
否、後者については、今も少し身に覚えがあることですが。
これが、今を時めく大女優の幼少時代エピソードだったら、なんか格好つくんですけど。
残念ながらパンピーです。
因みに女優の夢は高校時代に朽ち果てました(遅い)



