なにかやってはいたんだろうが、
なにもやってない感だけが漂う
2017年の年の瀬。

 


今年、どうだったかと言われたら、

 

頭の中に疑問符が舞い始めると

まとめてる間に
あさっての方向に行かれて
「え?そっち?」的に
また動いては拾うの繰り返し、
のような1年だった。

とはいえ、
その度に揺れ戻しや

軌道修正も大きく

まさに一進一退。

言葉のキャッチボールというのは、
何事においても
うまく取れなかろうが、
どっかにぶつかって痛かろうが、
続けていれば、

経験値が上がり、精度が高まり、
おのずと進んでいくモノが。

 

希望を伝えても、
範疇を超える枠で毎回提案されるも
全然違うコトになってたり。

 

事前にネタバレとその感想を
プレゼン前にされると、
「それ、普通に一番やったらアカンやつだろ」
と思うと、なんだかしんみり。

後ろにいた人たちから
「えーちょっと…それ今いうの?」
の声が聞こえちゃうと

そここそそこでいうかな、

と思うと、なんだかしんみり。


相談しても結局は
「それはそっちで決めなよー」
とか言われちゃって、

こちらもなにも言えなくなって、

また更にしんみり。

 

顔を見つけたら
「わーい、お疲れー」
って駈け寄ってハグしたり。

どんなカンジになってるか、
ワクワクでのレスポンスしたり。

ホントはそういう風に

なっていたい。

繋がってるから、
こっちにも連鎖しちゃって、
さみしいよーっての、
あれ、疲れるんだねーって
みたいな気分になって。

そういう時は、
すーぐ護りサポートしちゃうんだけど。

なんのコトをいってんだ。

一応やるコトはやれたんだ。

 

気にするな、ムキになるな。

 

もう年の瀬なんだ、

今はなにもいうまい。

 

この1年ももうすぐ終わる。

 

とまあ、
自分のしんみり具合が
心に黒い雨雲が掛かったような
気持ちだったのは置いとくとして。

 

もし、この先、
自分の手の届く範囲にいる人達が
病と共に過ごすコトになったとしても、

「生涯現役でおるから、よろしくね」
とか、ニコっと言われても、

「110歳まで生きるからさ、よろしくな」
とか、ヘラっと言われても、

常々、夫より一日でも早く死にたい。
と思っていたのだけれど。

夫に私を看取らせるなんて、
辛いコトこの上ないし、
寧ろ、そんなのさせたくないから、
逆に彼より元気でいて、
一日でも長く生きようと思った。

 

ていうか、

そんなコトをいいつつも、

そんな長生きしたいとは思っていないんだが。


理解なんか超えた先で
びっくりするようなアレンジで、
私に風景を見せてくれたらいい。

 

いつも敬ってて、
感謝の気持ちは言えるけど、

大好き、と言うのを
毎回忘れるから、

 

とぼけた顔して実は、

すごくがんばってるのを

知ってるから、

 

出来る限りのコトを
こっそりだけど、
パワフルにしていたい。

 

月がキレイだね、

それはなんて甘美な響き。

ありがとう、
それはふれあいの言葉、
幸せの青い雲。


声を大にして、言いたいコトを

書いては消し、書いては消しの

砂に書くラヴレター。


僕ら、まだ悲しくって

シャイなあんちくしょう。

 

そうして、ひっそりと愛してくの。
これまでも、これからも。