生検手術 | リンパ腫とあたし

リンパ腫とあたし

2013年9月、悪性リンパ腫だと分かり、様々な治療を終え、2015年2月、寛解を迎えました。
経過観察中です。

2013.9.17

生検は、右脇下に3箇所小さい穴を開けて行う、胸腔鏡手術に決まった。

鎖骨の辺りのしこりなら、部分麻酔でいけたけど、確実に検体がとれる大きさか微妙だったことと、鎖骨あたりに傷ができるのは、あたしが嫌だと言ったことで、PETでも大きく光っていた、胸の部分を調べることに決まった。


まず穴を開けて、右の肺をつぶし、見やすくした状態で、細胞を切り取ってきますという説明。

この説明だけ聞くと恐ろしすぎる(>_<)
でも痛みとか想像もしてなかったし、早く病気がはっきりしてくれることの方が大事やったから、そこまで手術に対する恐怖心はなかった。



手術当日。
初めて入る手術室。
でもコンタクトもメガネもとってるから、目が悪いあたしは、ほとんど周りがぼやけてて、よく分からんかった。
そして、全身麻酔であっとゆう間に眠りについた。



手術中に、その検体がちゃんと結果を表せる細胞か、それがリンパ腫なのか、調べられる。
それに手術のほとんどの時間が使われる。
手術は1時間半ほどで終わったらしい。





目が覚めた。


い、痛いー!
めちゃくちゃ痛い!
息をすると激痛。


というのも、傷口プラス、肺から排液を出すための管が入ってるから。

肺炎になるから、術後はできるだけタンを出してくださいと言われていたし、咳もでるけど、咳なんかしたら、もう痛みはマックスで、自然と涙が出るほど。


鎮痛剤と眠剤で、どうにかその日は寝れたけど、手術を甘く見てたと、反省した(>_<)


さらに、その日の夜勤の担当看護師さんは、年配のベテランナースさん。


母が心配して泊まっていたから、甘えん坊と怒られ、タバコ吸ってたから、タンが多く出るんやってまた怒られ…
きびしいよーー( ;  ; )




次の日、朝からお姉ちゃんが来てくれた。
しばらくしてレントゲンで肺の様子を見て、問題がないから、排尿の管も、肺の管も抜いてもらえた。


管の先が中で当たってる感覚がなくなって、痛さもマシになった。



術中の迅速検査の結果は、やっぱり悪性リンパ腫やった。
実際自分の体にある、この痛み。
そしてこの結果。

認めざるを得ない状態がついにやってきたって感じやった。



その日のうちに退院した。
痛みは1週間ほどでだいぶ良くなった。