非常にご無沙汰をしております。
今日の久々更新は、、、残念ながら、悲しい報告になります。
もう何年もブログから消えていたので、この記事がどれだけの方の目に触れるかもわかりませんが、勝手ながら自分の気持ちの整理として書かせていただきます。
昨年11月もなが元気に無事15歳になってくれたことに感謝と喜びいっぱいだったのですが、思いがけず今年になって間も無く1月19日に突然天国へ旅立ってしまいました。
年齢による心臓の衰えだったようです。あまりにも急でしたが、長患いをすることなく体調を崩してからあっという間の2日間でのお別れでした。
かかりつけの先生はとてもいい方で、生命力って強いから、ここから回復することもあるからって諦めないよう言ってくださいました。
でも最期のその日はずっと痙攣を繰り返していたため、とにかく苦しんで欲しくない想いから、私はそっともなに「大丈夫だよ、頑張らないでいいからね」ってささやいてやりました。いっぱいキスしました。いっぱいもなの喜ぶ撫で方をしてやりました。泣き顔も見せてしまいましたが、なるだけいっぱい微笑みかけてやりました。
考えたくはなかったけど、無知ではいけないので息を引き取った後にまず行動すべきことを調べておきました。
リアルすぎて辛いと感じる方もおられるかもしれませんが、悔いのないお別れをするための参考になればと思い、敢えて書かせていただきます。
死後硬直は思うより早かったです。悲しむ暇もなくまず排泄物を処理し口と肛門に詰物をしてオムツを履かせ、とっておきのお洋服を着せました。あとは、しばらく安らかに目を瞑らせることを優先し、綺麗に毛もブラッシングしてあげました。
そして棺の用意です。私は家にあるダンボールにビニールを敷いて毛布の上にもなを寝かせました。冬場のため冷凍庫にある保冷剤で済みましたが、夏などはドライアイスが必要かもしれません。それが17年前の先代の愛犬の死の時には販売してくれた近所のアイスクリーム店やスーパーで聞いてみたのですが悪用防止のためなのでしょう、今回ドライアイスの販売はしてもらえませんでした。
ダンボールにシートを貼って棺を装飾し、もなをお花いっぱいに飾ってあげました。
大きな痙攣を起こしての最期だったので、、、、とにかく元の可愛いもなの姿に戻すことに必死でした。今でも私の腕の中で苦しそうに痙攣を起こしたあの姿が蘇ると胸がざわついてしまいますが、おかげさまで棺の中で花に囲まれ眠るもなは微笑む可愛い天使でした。火葬する直前までずっと何度見てもひたすら可愛いと言ってあげれたことがとても心が救われます。
霊園で火葬の手配をし、もなを可愛がってくださった親しい方にお別れをしてもらうために連絡をとり、お別れ会の準備しました。さみしくならないように祭壇もにぎやかに飾りつけてあげました。
急なことでしたが、私がしてあげれることはしてあげれたのではないかと思っています。
しかし何より、これら全てはもなの飼主孝行に他なりません。私の負担にならないよう２日だけの心配と看病で解放してくれました。週末の私の休みのタイミングを選んでくれたためずっと寄り添うこともできましたし、悔いのないお別れの演出の準備をする時間をくれました。休みのおかげで親しい方にも駆けつけていたくこともできました。
そしてなお、骨になってまでも完璧で、珍しく頭蓋骨もそのまま壊れることなく残ってくれたようで霊園の方にせっかくだから予定より骨壺を大きくして連れて帰ってもらうよう言ってもらいました。ほぼ全部連れて帰ってあげれました。
そんなお別れをさせてくれた、もながひたすら愛おしくてなりません。
ペットに限らず大切な存在を亡くした方々、これから直面することになるかもしれない方々、綺麗事では済まないこともあるでしょう。悔いを残すこともあるでしょう。思えば思うほど、こちらの思いは尽きません。懐かしむ涙、感謝の涙、悔いの涙、悲しい涙、寂しい涙、切ない涙、やるせない涙、苦しい涙、色んな涙を流すでしょう。
けど、きっと向こうはこちらが楽しそうに、嬉しそうに、幸せそうに笑ってる顔が大好きだったはずです。
向こうにとってもこちらのことは大切な存在のはずです。だから許してくれないはずはありません。こちらが自分を責めることを望まないでしょう。むしろ向こうも感謝してくれているはずです。自分を思って涙を流してくれることを嬉しく思ってくれるでしょう。
でも、時間をかけてでもちゃんと前を向いて幸せに生きていくことを何より願っているに違いないと信じます。
長文にはなりましたが、もなのブログを通じて交流をさせていただいた方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
ここ数ヶ月の１５歳になっても可愛いもなの写真を載せさせていただきます。
2018.10月ハロウィーン
2018.11誕生日
2018.12クリスマス
2019.1お正月
