出会いました確か、中学生から高校生くらいの頃でした。
君の白い羽根というタイトルのマンガが、初めて手に取った1冊だった気がする。
初めて見た時の正直な感想は
「絵があんまり好きじゃない」でした。
でも、友人が勧めてくれたからと読み出して
私が「末次由紀」(通称へにょ先生)という漫画家さんに惚れたのは、多分この瞬間。
好みの絵じゃなくても、温度を感じる絵で
どんどん引き込まれていく感じ。
それまでは基本「中の誰かの立ち位置で」マンガを読み進めることが多かった私が
初めて「彼らの動きを空から見守ってる」感覚で読んだ漫画家さん。
感情移入できないんじゃなくて、登場人物みんなの感情が音頭が溢れてて、私は入り込めなかった。
あっという間に出てるマンガは買い揃え、
足りなくて月刊誌を心待ちにしながら1ヶ月過ごしてた。
へにょ先生には本当に色々なことを教えていただいたと思う。
それは感情だったり、知識だったりはもちろん、「限界」についても教えて貰った。
そしてそこから這い上がる力も見せていただけた。
へにょ先生の漫画は、人はもちろん、言葉にも温度がある。響く。
ちはやふる37巻が今日発売されました。
仕事の合間に読まなくてよかったと思えるくらい泣きました。
読んだことない人は本当に一度騙されたと思って読んでほしい。
大切なことがいっぱい詰まってると思う。
明日もへにょ先生の漫画を読んで頑張ります。