今日の一冊




青山美智子さんの



『木曜日にはココアを』





 




本の紹介




静かな住宅街の隅で、大木に隠れるように


ひっそりと、優しく迎えてくれる喫茶店


「マーブルカフェ」




このお店には色々な人がやってくる




ある人は恋をしていて、


ある人は自分の苦手なことに立ち向かおうとし、


ある人は自分の考えを伝えられず、


逃げてしまいたいと思っている




そんなお客さん、1人ずつ章の主役になって


ストーリーは進んでいく



各章、テーマカラーもあって


思わず応援したくなる人だらけ





おすすめ



中でも好きなのは2章


“きまじめな卵焼き”



主人公は、主夫をしている夫と、


幼稚園へ通う息子をもつ


仕事をバリバリこなすキャリアウーマン



画家志望の夫が、家事も育児も


幼稚園ママとの付き合いも


自ら進んで完璧にこなしてくれていた



その分、彼女は外で働いて家族を支えてきた



しかし、夫の絵が注目されてきたことで


彼女を支えていた自信が崩れていく



自分のやるべき目標にむけ、


不器用だけど一生懸命突き進む彼女を


きっと応援したくなるお話



気になってくれた方はぜひ!




おまけ



この本を手に取ったきっかけは、


青山美智子さんの

『お探し物は図書室まで』


のファンになってしまったためでした照れ



こちらも、もしよければご覧ください花









今日も最後まで読んで頂き


ありがとうございますラブ