ヒーローズ桃山校 -2ページ目

ヒーローズ桃山校

教室にいると、近くの学校からチャイムの音が聞こえてきます。
窓を開けていると、下校途中のこどもたちの声が聞こえてきます。

今日は、どんな表情のみんなに会えるのでしょうか。

今日は名古屋市立中学校の卒業式でしたね^^



すれ違う中学生たちを見て、思いました。


短いようで長い3年間、嫌なことだってきっとあったんだろう。

でも、すれ違うみんな、はにかみ笑顔ばかりだなぁ。



大げさかもしれないけれど、


みんな自分の一日一日を、頼ったり頼られたり、考えたり、自分の力で乗り越えて、

一生懸命に生きて今日の卒業式を迎えたんだろうな。




卒業生のみなさんへチューリップピンク



『卒業式』

作・谷川俊太郎



ひろげたままじゃ持ちにくいから

きみはそれをまるめてしまう


まるめたままじゃつまらないから

きみはそれをのぞいてみる


小さな丸い穴のむこう


笑っているいじめっ子

知らん顔の女の子

光っている先生のはげあたま

まわっている春の太陽


そしてそれらのもっとむこう

きみは見る


星雲のように混沌として

しかもまぶしいもの


教科書には決してのっていず

蛍の光で照らしても

窓の雪ですかしてみても

正体をあらわさない


そのくせきみをどこまでも

いざなうもの


卒業証書の望遠鏡でのぞく

きみの未来




「春に」「生きる」などで有名な、あの谷川俊太郎さんの詩。



きっといつの日か、今日の卒業のことを思い出す日が来ると思います。


その日までは、また前を向いてすすんでいきまっしょう!!



卒業おめでとーう(‐^▽^‐)!!!