足のタコ(胼胝(ベンチ))、ある人は悩まされてる人も居るのでは??

そのタコ、どうして出来るか知ってますか?

タコって、触ると皮膚が厚くて硬いですよね?
多くの人は、手にマメが出来た事があると思うけど、それと同じ原理で、マメの進化系がタコだと考えれば良いです。

出来れば作りたくないタコ、では本題のどうして出来るかの原理を知ればちょっとは改善出来るかも、と言うことで、、、、、

《~タコが出来るまで~》
人は立つ・歩く時、足で体重を支えています。
しかし、足で体重支えてるって、改めて考えると、凄いですよね。
4本足から2本足へ進化して、足の作りも、体重を支えて歩けるように、現代人の骨格になったわけですね。
その骨格、足首から下には骨が26個、靭帯、筋肉も複数あります。
これらの構造で、体重を足で受け止めなければならない為、骨格と靭帯、筋肉をうまい事使い、支えています。

その中でもタコが出来やすい原因の1つとして、内側縦アーチ、いわゆる土踏まずの部分に問題があるんです。
靴の構造でも、大抵土踏まずが盛り上がってますよね。
土踏まずが足に乗る体重を分散させてくれてるんですね。

じゃあ、うまい分散って何か?
人は歩く時に、踵→親指・小指へと体重が分散され、負担が1ヶ所に集中しないようにしています。
けれど、このアーチが崩れてる人は、分散がうまくいかず、負担が部分的に集中してしまい、皮膚が擦れて厚くなって、タコが出来ちゃうんです。

土踏まずが高いor低いとどうして分散出来ないのか?
それは、土踏まずの部分を例えばバネだと見立てると、歩く時に地面に踵を着き、その後に爪先を着きますが、この時に土踏まずがバネの役割をして衝撃を吸収し踵→親指・小指に分散してます。
ですが、土踏まずが高い人は、バネが固くて動いてくれず、衝撃を吸収してくれません。
逆に、土踏まずが低い人は、バネが軟らかくて伸びすぎてしまうので、衝撃を吸収してくれません。
どちらもダイレクトに足に衝撃が掛かります。

じゃあどうしたら良いか。

それはまた次回話します。