ten oldさんのフェアアイルカーディガンやっと完成しました
フェアアイルのベストなら1ヶ月ほどで完成するのに、なぜかいつも袖がつくとめっちゃ時間がかかりますwww
今回も途中クリスマスボールに浮気しながら12月にもつれ込みましたね
フェアアイルのニットは、毎回水通ししたらサイズが少し大きくなります。
理由はわかりませんし、私だけかもしれませんが…
今回も身幅50センチが53センチに、着丈60センチが62センチになりました。
いつもは着丈は変わらないのですが、今回は着丈もアップ。
コロナ禍で太り気味なので、ゆったりサイズに仕上がって良かったです←コラコラ
これで、中にコーデュロイやネル素材の厚手のシャツなども着られます。
買ってすぐ失くした(←なぜ?)ボタンは結局見つからず、パピーの福袋に入っていた茶系のボタンを間に合わせに付けました。
よく似た色が地色に使われているので、これはこれでありかな?と思います。
失くしたベージュの木のボタンが見つかったら付け直す予定ですが、もしかしたら…多分…いや絶対このままになる予感www
今回は、ゆったりサイズを目指したので、珍しく着丈や袖丈を変更しませんでした。
なので、身ごろは編み図通りです。
いつもは着丈や袖丈を短くします。
が、編み込みって模様のつながりがあるので、適当に段数をへらせません。
ざっくり一模様まるごと省ける時はいいですが、中途半端に3センチ10段ほど減らしたいなんて時は、柄に影響ない部分をあちこちから一段づつ間引いたりして調整していました。
今回はそれがなかったので、編み図通りで楽チンに編めました。
袖は、以前ten oldさんの編み方通りにカーディガンを編んだところ、脇のたるみが着用時に気になりました。
何かを脇に挟んでいるような違和感
なので、その後佐藤ちひろさんのフェアアイルのセーターを編んだ時には、袖の編み始めを往復編みに変更。
詳しくはこちら↓
今回は別のやり方で、袖の編み始め14段をスティークを作って編んでみる事にしました。
袖が編めたらスティークを切り開き、脇の休み目と「目と段のはぎ」ではぎ合わせます。
弛みなしでスッキリしましたが、スティークの後始末が余分に増えましたね
往復に編み込みが苦手でなければ、そっちの方が後が楽かもしれません。
その場合は、往復の編み始めと編み終わりに二目づつ巻き増し目で「とじしろ」部分を作るのを忘れずに…
袖は編み方を変更しましたが、段数はそのままです。
でも、編み始めの目数が違うので、袖の減目のタイミングも変わってきます。
アームホールがピチピチにならないように、少し太めになるよう調整しています。
ゴム編み部分は、針を4号から3号に変えて一部目数を変更して編んでいます。
ten oldさんの編み図では、いつも裾のゴム編み部分を20目ほど増やしてきつめに編みます。
でも私がそれをすると、ゴム編みが大きくなりデレデレになってしまいます。
なので、裾は身ごろの目数と同数で、前たても段数と同じ目数をひろっています。
また、今回は裾のゴム編みも後から編み、ゴム編み部分はすべて伏せどめにしています。
カーディガンは前たてを開いて脱ぎ着するため、ゴム編み部分はそれほど伸びなくても大丈夫。
伏せどめがキツすぎて頭が出ない…なんてこともありませんしね(カーディガン万歳🙌)
衿ぐりと袖口のゴム編みは、編み図通りの目数であんでいますが、袖口だけ少し段数を減らしています。
ten oldさんの編み図には、珍しくゴム編み部分のゲージも表示されているので、余裕があればゴム編みのゲージを確認するといいでしょう。
↑今回の編み図はこちらの本に載っています。
「ten old Fair Isle BOOK vol.3」
2冊組で4700円。(←高いよね)
書店で販売はされてなくて、ten oldさんのホームページでのみ購入できます。
掲載されている作品のキットも販売されていますが、こちらもちょっと高くてなかなか手がでません。
それでも素敵な作品がたくさん載っているので、やはり編んでみたいですよね。
私は持っていない色はシェーラさんの通販で購入し、在庫に似た色がある場合はそれで代用して編んでいます。
今回はキットの6割くらいの値段で完成しました。
さて、そろそろクリスマスやお正月準備で忙しくなりますね。
しばらく大物は編まず、帽子や靴下、クリスマスボールなど小物作りを楽しもうと思います