小児整形外科をネットで予約した際、

側弯症の診断で既に

装具装着を開始している事を記載していたのですが、

診察室に入るまで先生はその記載を見ていなかったらしく、

「えっ？！

　あ。もう診断ついているのね。

　えーっと。。。」

と紹介状を持たずに受診した事に、

一瞬　困惑した様子でしたが、

セカンドオピニオンとして受診の場合も、

紹介状がないと2重診療になってしまうので

自費でもいいのなら。

という事で

自費診療という形で診察をお願いしました。

5月に近医の整形外科を受診し、

その日に紹介状を渡されて、

その後、現在の病院で

装具装着をしない選択肢はない。

と言われ装具装着を始めた事。

装具装着を始めて2ヶ月後のレントゲンで、

主治医は

「まぁ　いいね。」

との事でしたが、

装具をつけても3度しか矯正されておらず、

胸椎に関しては、

装具なしのレントゲン🩻と

変化があるように見えないため

不安になってしまった事。

を伝えました。

装具装着に関して

疑問があって受診したのではない事。

近医の整形外科医からも

現在の主治医からも

説明らしい説明を聞いた事がない事。

本来なら主治医に説明を求めるべき事だとわかっているけれど、

一度　別の医師に話を聞いてみたくて受診しました。

という事を伝えました。

先生は、

何かを察するように頷きながら、

聞いてくれていました。

娘のレントゲン写真は

毎回　PC画面をスマホで撮影させてもらっていました。

それを　A4サイズにプリントして持参したので、

それを見ていただきました。

書きたい事が

いっぱいで、何から書けばいいのやら

えっと💬

まずは、

1番のモヤモヤの7月のレントゲンについて。

「いい感じだと思うよ。」

との事。

「お母さん　するどいですね〜。

　確かに　お母さんの言う通り

　上の方は(胸椎)は

　ほとんど変化がないけれど、

　腰の方は矯正されていると思うよ。」

と

上の方をもっと真っ直ぐにさせようとすると

首からの固定(ミルウォーキー型)

になってしまう事。

今の娘の状態なら

胸椎曲がりは、生活に支障はないし、

腰椎は矯正されているので問題ないと思う。

という事をわかりやすく話してくれました。

娘の装具を見て、

こんなに隙間のあいた装具は初めて見た。

と言って、

装具自体を興味深そうに観察した後、

さらに　スマホ画像をプリントしたレントゲンと

装具をつけた娘を見比べて、

「momoさんの胸の辺りの背骨は○番目が

　1番角度が強いでしょ？

　この○番目の、背骨が

　どこと　つながってるかっていうと、

　この肋骨なのね。

　この部分(右の脇の下パット)

　で肋骨を押す事によって

　つながってる背骨を

　矯正するって事なんだけど。

　それには、このくらいは必要だね。」

と言って、先生は、右脇の下のパットを

ベルトのボタン穴3つ分キツく締めました。

思わず　「ぐえっ！！」

と声が漏れる娘。

「かなり苦しいでしょ？

　このくらい押さないと

　背骨まで力は届かない。

　でも　これで生活するのは大変だよね。

　だけど、さっきも言った通り、

　今の段階では

　上の方はそんなに気にしなくて

　いいと思うよ。」

と。

さらに　「ちょっと触るよ！」

と娘の骨とレントゲン写真と

見比べて、

「どうせ　頑張って装具つけてるなら

　もう少し上の方を押して上げた方が

　良いと思うんだよね。

　さっき　話した　

　肋骨は、ここなんだよ。

　だから　このパットの圧迫を

　もっと上にすればもっと効果が出るんじゃない　かな？？

　たぶん　このネジで

　場所変えられるんじゃないかな？

　僕なら　そうするかも。」

とも話してくれました。

今までのモヤモヤが

少しずつ晴れていきました。

装具が出来上がった日。

(5月末)

装具をつけて撮ったレントゲンを見て

主治医は

「うん。いいね。

　でも

　もうちょっと矯正されてもいいかな。

　装具屋に話しておきます。」

と言いました。

その後

装具屋さんの所へ行きましたが、

当たって痛い所はないか。

と聞かれ、

先生からもう少し。と言われたので、

こうして下さい。

とベルト穴ひとつ分キツくするように

言われただけでした。

そのベルト穴ひとつ分は

娘いわく、

かなり違いがあるらしく、

(苦しい)

なかなか　そのひとつ分の穴を

締めていられる時間は

長くなっていませんでした。

装具屋さんと医師が話している所も

見たことがなかったし、

装具屋さんに調整と言われても

装具屋さんは

レントゲンなどを見ている様子もなく、

この装具は

こういう効果を期待して

こういう構造になっている。

など、やはり

はじめに少しでも説明があれば

こんなにモヤモヤする事はなかったと。

そう思わずにはいられません。

どんなに検索しても、

ほとんど見たことのない

momoのタイプ装具。

旧式なのか？！

と不安になり。

何より

効果は？？？

と不安になり。

自分達なりに

当初あんなにも、

嫌だと感じた

装具の前後の金属の棒。

この棒のおかげで、

momoの装具は、

隙間が多く取れているんじゃないか？！

と思い始めた夏。

医師からでも

装具屋さんからでも

説明が少しでもあれば

あのモヤモヤした日々は

なかったのかも知れないと

思わずにはいられません。

7月の、レントゲンについてのモヤモヤは

私達　親娘のなかで

解決したのでした

続く………｡

自費診療にて。①