昨年アルゼンチンを訪れ色々と刺激と衝撃を受けてきた。

刺激の面ではやはりサッカー熱！

ワールドカップ優勝というタイトルはアルゼンチン人にとって最高の勲章。

ボカやリバープレート、サンロレソなど代表するクラブは多数あるがそれぞれに持つサポーターの熱、クラブ愛、サッカー熱を間近で感じることができました。

サンロレソの試合ではクラブ創設115周年のメモリアルゲームにお邪魔させてもらいスタジアムは満席！

日頃の楽しみは？と聞くとサッカーに決まっているじゃないか！

口を揃えてサッカーとカルネアサード(アルゼンチン風BBQ)があったら僕らはそれで人生ハッピーだよと。

しかし国の現実はとても厳しいことも分かりました。

今日、アルゼンチンに住む友人から送られてきたニュースを翻訳してみました。

「モモ、今のアルゼンチンの現実を知ってほしい」

僕ら日本人にとってなかなか馴染みのないアルゼンチンですがハイパーインフレの恐ろしさが記されていました。

以下、翻訳した内容です。

アルゼンチン統計国勢調査研究所(INDEC)は木曜日、同国の消費者物価が11月と比較して12月に25.5%、年間211.4%上昇したことを明らかにした。

公的機関によって明らかにされた数字は、ラウル・アルフォンシンとカルロス・メネム政府の間の80年代後半から90年代初頭のハイパーインフレの時代以来、30年間で最も高い指標です。

その結果、アルゼンチンは現在、世界で最もインフレ率の高い2番目の国であり、ベネズエラを上回り、レバノンから0.5パーセントポイントを獲得し、今のところランキングをリードしています。

ベネズエラ金融観測所は月曜日、2023年にカリブ海諸国で193%のインフレがあったことを明らかにし、2022年に記録された305%から大幅に低下した。

外国のボートがアルゼンチンの海域で釣りをすることを可能にする新しい法案をめぐる論争

公式の数字によると、ベネズエラは2017年11月から2022年1月の間に4年強のハイパーインフレを経験した。

ベネズエラ中央銀行はまだ2023年の公式数字を公表していない。

レバノンの中央統計局によると、12月の数字はまだ知られていないため、レバノンのケースは異なりますが、昨年11月までの前年比は211.9%でした。

トレーディングエコノミクスなどの専門ページの監視によると、これらは1年間で100%以上の累積インフレ率を持つ世界で唯一の3カ国ですが、シリアのような場所は定期的にデータの共有を停止しています。

アルゼンチンの月額25.5%は、世界最悪の記録の1つであるだけでなく、他の国との比較も近くありません。

同じトレーディングエコノミクス指数では、アルゼンチンがわずか1ヶ月で蓄積した12月よりも、年間でインフレ率が多いのは17カ国だけです。

2023年の最大の価格上昇は、32.7%の商品とサービスで記録されました。

その他の厳しく罰せられる地域は、健康、交通、食品、ノンアルコール飲料です。

その国は、経営陣の変更の真っ只中に経済危機を経験しています。

今年の最後の月の測定は、アルベルト・フェルナンデスの政府と彼が12月10日に引き継いだハビエル・ミレイの政府の間に取られた措置を反映しています。

フェルナンデスの経営陣は、明確な上向きのインフレスパイラルで国を去った。Indecによると、11月、アルゼンチンは価格指数が12.8%上昇し、前年比で160.9%増加しました。

しかし、現在の大統領が引き継ぎ、通貨の切り下げといくつかの価格のリリース後に、この傾向は深まりました。

今、新大統領は、彼自身がキャンペーンで提起した最大の課題の1つに直面しています。ハイパーインフレを避け、何十年にもわたってアルゼンチン人のポケットを罰してきた指数の下落を開始します。

1年以上前、アルゼンチン人はFIFAワールドカップで1位を祝った。今日、彼らは誰も勝ちたくない新しいメダルを吊るす時が来たかどうかを確認するために、レバノンのインフレの結果を待っています。

日本もコロナ禍明けから全ての物価が続々と上がり日々の生活に厳しさを増しているわけですがその次元を大きく上回るハイパーインフレの厳しさに希望を持たない人も急増。

もはや国民が解決できる問題ではない。

でも国民のマインドを変えないと国が滅びると危機感を伝えてくれました。

大変なときこそ手と手を取り合い同じ自国の者同士が結束をしなければいけない中で今の日本は同じ自国の者同士が蹴落とし合いをしている気がする。

時代が変わることは必ず訪れる節目だけど今起きていることを自分ごととして自分も危機感を持ち何に備え何をしていく必要があるの中を考えさせられる朝の出来事でした。