2022年のザルツブルク音楽祭に行きました。
チケットの取り方や、現地での服装など、自分たちが行く時に情報が少なかったので、これから参加する方への参考になればと備忘録がてら書いておきます。
2021年12月にチケットの申し込みをしました。
公式ページから、行きたい公演を選んで座席の種類など入力して注文します。
翌年1月末くらいまで受け付けをしていて、3月1日にチケットの当落メールが届きました。
けっこう外れることもあると聞いていましたが、申し込んだ4公演はすべて当選しました。
よかったよかったと喜んでいたものの、公式ページのマイページにチケットが現れず、カードの明細にも載ってこないし、リマインドメールがその後も届くのでおかしいなと思って、決済できてますか?とインフォメーションにメールを出しました。
そうすると数日後に支払い済みのメールが届き、マイページにチケットも表示されました。
注文するときにカード番号も入力するので、当選と同時に決済されるものかと思っていましたが、リマインドメールになにかしらの反応をしないといけないみたいです。
会場ではQRコードを表示して入場するので、チケットを紙で印刷するなり、ウォレットに保存するなり、スクショするなり、やりやすい方法で準備しておきます。
ちなみに私は念をいれて3通り準備しておきましたが、滞在中にスマホ画面が死んだ瞬間があったので、紙があって安心でした。
モーツアルトハウスの前。
ちょっとわかりにくいですが、右の二人組が着ているような民族衣装で来られている方がとても多かったです。
普段着飾る習慣のない私たちは何を着ていくべきか悩んで、ちょっとめかしこんでる風に落ち着きました。
高いドレスを買っても、そのあと着るかどうかもわからないので、ミラオーウェンで13000円くらいのノースリーブドレス。(下の写真)長時間座っても苦しくないように、ウェストがゴムになってるやつです。
母はらくちんツーピース。(上の写真)
そんなに会場で浮いてなかったと思います。
周りを見ると、ドレスアップしている人からジーンズの普段着の人まで様々でした。
写真にあるようにオペラの日はドレスを着た人が多かったですし、室内楽の日は学生さんが普段着で来るような雰囲気でした。演目にもよりますがそこまで着飾る必要はなく、好きな服でいけばいいんだなと感じました。
8/4~10の期間滞在して、初日だけ少し雨がふりましたが、あとは晴れか薄曇り。昼間は半袖でOK、朝晩は長袖か薄いセーターを重ねるくらい涼しいです。あまり暑いと思う時がなく、とても快適に過ごせました。
会場内では涼しく感じることもあるので、羽織るものがあるといいと思います。袖があれば、特に必要ないかもしれません。空調がききすぎて寒いということはなかったです。
マスクは、一応着用を推奨されていましたがほとんどの方がしていませんでした。ちらほら着けてるくらい。
【モーツァルテウム財団 大ホール】
座席がわかりにくくて、スタッフの方に聞いてやっとたどり着きました。ウィーンフィルの室内楽ということで申し込んだのですが、ちょっと想像してたのと違って・・・演目はしっかり確認しないとだめですね。
【モーツアルトハウス】
開演前や、休憩の時に飲み物をもって出られるテラス。とても気持ちがいいです。
バルコニー席からの眺め。
この日はアンドラーシュ・シフのコンサート。
もともとはキーシンと二人で演奏するプログラムでしたが、腕の痛みのためキーシンが直前にキャンセル
私はキーシンのソロコンサートもチケット取っていたので、それもキャンセルになってショックでした~。代わりにユジャワンさんが演奏されました。
広場ではパブリックビューイングが行われているので、過去の演奏やライブ映像など大きなスクリーンで楽しめます。
上映スケジュールはステージ横のスクリーンに書いてありました。
あと、教会で頻繁に行われるドームコンサートもおすすめです!教会でスケジュールが配布されています。無料ですが、コンサート後にみなさん寄付されてました。
聖ペーター教会で、ハイドン(弟)のレクイエムを聴きました。超満員で、出遅れると立ち見になります。
今回初めてだったので、祝祭大劇場の演目を選んでなかったり、大きな編成のウィーンフィルを観てないなとか、あの指揮者見ておきたかったとか反省点がたくさんありました。
いつになるかわかりませんが、次回はもっと念入りにプログラムをチェックして、キーシンもリベンジしたい!
これから参加されるみなさまにとって、この記事が少しでも役立てば幸いです。