碍子さんのプロフィールページ
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10年経ちましたけど
わたしから愛してるなんて
言ったことあったっけ




わたしにとっては

息をして

生きて

食べて

抱いて

笑って

おしゃべりして

見つめて

微笑んで

手をつないで

泣いて

あのひとを

自分より愛しただけだったのに




さみしい思いをさせていたなんて
知らなかった




愛しすぎていたから

あのひとが別のひとを
わたしより好きになったと
打ち明けてきた時

胸よりも

胃が痛かった

涙も出なかった





それでもあのひとはわたしを手放さない
ずっと守ってと言う
今までと変わらずに

そして

耐えてと



しかたがない

あのひとは

わたしで出来ているから


ほほ



わたし

おへそ




新しいひとには
わたしのことは秘密


わたしはこれから

人の形を

とっていられるのかな



わたしの内側からあのひとが
わたしを食い破って
いつか出て行ってしまったら

古びた上着か

脱け殻になって



風にとばされてしまえ
強く強く



















おばさん同士で悪口言ってる時が一番楽しい

自分がいっちょまえに思えるから

もう食欲も性欲もなくて

おしゃべりしたいだけ

即興のライブですからね



でも一人でいるとろくでもないことばかり考えてしまう

誰かがしぬと

わたしはいつも

軽く逸脱してしまう

性の逸脱行動や

転職

人間関係のエスケープ

カニの脱皮かサナギの羽化か

自分のまわりにあるギクシャクしたものをひっぺがしたくて

わざと硬化するんだね

机にセメダインを塗って

乾いたら剥がすように

日焼けして日焼けして

皮をぺりぺりなるべく広範囲で剥がすように

金箔職人のように




別れようぜ





甘い吐息は

魂を溶かす

・・・・・

昨年夏に観た映画を今年もう忘れてるね

そんなことってある?

すごくガタが来たわたしはそろりそろりと歩いています

まるで狂言だ

遺品整理を三人分して

保証人になって

誰からも彼からもやいのやいの言われ

お金というものが足りるほどはなくて

ひゃっほう( 。゚Д゚。)☆☆☆☆☆






それでも

少しだけでもあのひとと暮らせたから

わたしの人生は上等でした

でした・・・って・・・・・




麦の穂を

たよりにつかむ

別れかな




という夏でした