#36 パルコン・チューデ/白居寺(チベット自治区・日喀則市・江孜県)
中国語 白居寺(Báijūsì)
拝観日 2022年2月3日(木)
=お断り=
写真をほとんど撮っていなかった。枚数はいつも以上に少な目。
『地球の歩き方』ではギャンツェ(江孜/Jiāngzī)地区のページに記載があるお寺だ。だが「パンコル・チョーデ」と記載されている…。
パルコン・チューデは、中国語では「吉祥大楽寺(Jíxiǎng dàlèsì)」という意味になるそうだ。創建は1418年になり、当時はチベット仏教はサキャ派の寺院であった。その後、ゲルク派やシャル派が取り込み、複数の宗派が共存するお寺となった。
では行ってみましょう!
カロー・ラ氷河(緑丸)から赤線を通って、パルコン・チューデ(青丸)へと進む約74キロの道のりだ。
15時30分、カローラ氷河を出発。ずぅーっとこんな風景が広がっていた。
ギャンツェの街へと入ってきました。この建物はギャンツェ・ゾン(宗山城堡/Zōngshānchéngbǎo)。1904年、イギリス軍がチベット軍とで戦争が起きた際、チベット軍はこの建物より応戦したが、弾薬も尽き陥落した。
16時40分、パルコン・チューデに到着。拝観チケットだ。
拝観チケットの裏面。拝観料は50元であった。
正面にあるのが本殿だ。ここは珍しく西欧人も拝観している。
このパルコン・チューデは壁画でも有名なお寺である。本堂での写真撮影は禁止されており、残念がら、写真はない。
*中国の百度に本堂の壁画の写真がアップされていた。ご参考まで。
本堂は約40分ほど見学して、外へと出てきた。
本堂の左側にある巨大な仏塔。1418年に建てられた。巨大な仏の目があるの分かりますか?
こちらです。ここに仏様の目が描かれています。
スマホアプリのGPSを見ると標高が4061mだ。
今、当時を振り返ってみると、どうも疲れが溜まっているようで写真を撮る気になってなかった。それに、お寺ばかり巡っていると飽きがきてしまったのかも…。せっかく来たのに惜しいことをしてしまったと、今更ながら反省。
ではつぎにシャル・ゴンパ(夏魯寺)へ行きます。
つづく。