#10 青蔵鉄道 その③(チベット旅行記) | 【中国旅行家】momonga-travelのブログ

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旅するモモンガさんの「旅行日記」と「気まぐれ日記」

中国に8年間住んでいたのサラリーマンのモモンガさん。
当時、休日はバックパッカーとなり中国各地への気晴らし旅行。

自称「モモンガ・トラベル China Branch」を経営ということで…

#10 青蔵鉄道 その③

乗車時間 2022年1月29日(土)〜30日(日)

 

時刻は朝9時過ぎです。先程まで暗かった大地に陽が差し込んできました。

 

青蔵鉄道

朝9時12分過ぎ、進行方向右側の風景です。

 

広がった大地が続いています。後でわかりました。ここが「可可西里(Kěkěxīlǐ)」、日本語で“ココシリ”と呼ばれるところです。大自然が広がっており、夏場の風景は非常に綺麗と聞きます。

 

青蔵鉄道

進行方向左側。建物が見えてきましたが何でしょうか?

 

青蔵鉄道

9時18分、「沱沱河(Tuótuóhé)」駅です。やっと今の自分の居場所がわかりました。青海省の唐古拉山鎮を通過しています。

 

青蔵鉄道には列車の停車は無いもの、このような(保守点検のため?)駅が置かれている。西寧駅から1239キロ離れており、標高4547mに位置する。また拉薩駅まであと717キロだ。

 

青蔵鉄道
沱沱河駅の由来となった「沱沱河」。凍っています。実はこの河こそ長江の水源(本流・上流)であり、幾つもの支流と合流し長江を形成するのだ!
 
青蔵鉄道

ちょっと離れた隙に“昨日クリーニングしたガラス戸”の場所を取られてしまった。風景を撮るに綺麗なガラス窓とそうでないガラス窓では雲底の差がある。とは言っても譲り合いです。独り占めはいけません。

 

青蔵鉄道

窓よりG109号線が見えます。

 

開心嶺

9時33分、「開心嶺(Kāixīnlǐng)」駅。西寧駅より1260キロ地点に位置する。拉薩駅まで696キロ地点だ。

 

開心嶺駅を過ぎると、このような風景が広がっている。

 

通天河

9時47分、「通天河(Tōngtiānhé)」駅。標高4598m、西寧駅より1281キロ地点に位置する。拉薩駅まであと675キロだ。

 

通天河

どうもこれが通天河という河で、沱沱河の支流になるが、長江を構成する河となる。

 

青蔵鉄道

進行方向右手にはこのような風景が広がっており、、

 

青蔵鉄道

また進行方向左手にはこのような風景が広がっている。左右で広がる風景は異なります。

 

青蔵鉄道

10時06分、「塘崗(Tánggāng)」駅。標高4559m、西寧駅から1309キロの地点だ。拉薩駅まであと647キロだ。

 

青蔵鉄道

遠くに物資を運んでいるトラックが数台見えます。

 

青蔵鉄道

お馬さんでしょうか?野生?放牧?

 

青蔵鉄道

あっ、窓の外に人がいます!犬を連れているようです。

 

青蔵鉄道

進行方向の右側に街が見えます。雁石坪鎮という村だ。人口は3000人弱だという。

 

青蔵鉄道

10時22分、「雁石坪(Yànshípíng)」駅。標高4712m、西寧駅より1322キロの地点だ。拉薩駅まであと634キロ。

 

青蔵鉄道

これは「布曲(Bùqū)」という河だ。凍結している。

 

青蔵鉄道

太陽がかなり高い位置へと昇ってきた。

 

青蔵鉄道

通路は人が少なめ。コンパートメントでお休みしているようだ。

 

青蔵鉄道

“布曲”だが、氷が解けている部分もある。透明感がある。

 

青蔵鉄道

遠くには雪山を臨む。

 

青蔵鉄道

でも少し場所が変わると風景がガラリと変わる。

 

青蔵鉄道

10時53分、「布強格(Bùqiánggé)」駅だ。標高4823m、西寧駅より1380キロの地点だ。拉薩駅まであと576キロだ。

 

青蔵鉄道

朝ご飯代わりにワッフルを食べます。袋がパンパンに膨れています。

 

青蔵鉄道

窓の外には凍った“布曲”が見える。

 

青蔵鉄道

まだまだ鉄道の旅は続きまます。

 

つづく。