ももねぇ、おはよ。晴れ
人事異動の季節ですね。
この度、ももBがとってもお世話になった部長が他県の部署にご栄転されました。

最初の面接でももBを採用してくれたのが部長だった。そして、部長の所属するニ課の夜勤に配属。
基本、仕事は出来ないももBだけど、ここでは出来る事が沢山あった。チョキハマってた。グッド!
でも、父が病気になり、治療費がかかるため、もっと時給上げないと暮らしていけなくなった。
ニ課の深夜勤は力仕事で、男性しか居ない。仕方なく他の仕事探してた。
しかし、ある日ふと気付いた。他の部署に募集は無いかしらはてなマーク
で、部長に声をかけた。他の部署で深夜勤の募集があったら声かけてください、と。

ももBは常に確信犯だから、そう言えばきっと部長の事だから、新しく仕事作ってでもここに居ろって言うと思った。そしたらきっとももBは一課からお呼びがかかるだろう。でも部長は簡単には首を縦に振らないハズ。
実際、その通りになった。
ほとんどが力仕事だったけど、みんな優しくフォローしてくれた。たった1人を除いては。

そうこうしているうちに、部長は一課に転属。
システム変更も不利に働き、ももBの得意な事がどんどん無くなる。そして、ももBをよく思わない1人の人間の攻撃はだんだんエスカレートしていった。

そしてももBは体調を崩した。

もう辞めるしかない。深夜勤に移ってちょうど1年。いい引き際だと思った。でも、最後に人事担当の副部長にもう1度だけ聞いてみよう。1課に移る事は出来ないのか。

副部長と部長にはわかっていたハズ。これが最後のお願いだということは。
かくして、ももBは一課に異動する事になった。

そこに到達するまで、上層部8人を巻き込んでの大異動だった。
正式に辞令が下りたのが土曜日。
月曜の朝、気が付いたら部長が目の前に立ってた。吸い込まれるかと思った。感無量って顔つきだった。きっと他の部長説得するの、かなり大変だったに違いない。
その時気付いたんだ。そうか。全てはここに繋がってたんだ。今までの人生、上手くいかなかった何もかも。そのどれか1つが欠けても、ここには到達出来なかった。そして、…心が繋がってたんだ。

「本当にありがとうございました」。
深々と頭を下げるのが精一杯だった。もしそこに他の人がいなくて、防犯カメラも回ってなかったら、ももBはきっと部長にハグしてただろう。

ももBに出来る部長へのたった1つのご恩返しは、今の部署で最後まで全力で頑張ること。
そして、目標は寿退社。ウエディングドレス結婚指輪ウエディングケーキ
ももBは有言実行の人だから、言ってると絶対その通りになるよ。だって確信犯だもん。