次男、小6ミニバス所属。
一つ上の学生がいなくて、小5から最高学年として活動。ありがたいことに副キャプテンを任され、キャプテンとともに奮闘スタートしました。
次男は、もともと飲み込みに時間かかかり、運動神経もすごくいいほうじゃない。けどバスケが大好きで、シュートタッチが年のわりにはちょっといいほう。
あとは落ち着いていて、他人のいいところをとにかく褒めて、声だしてチームメイトを励ます。そんな我が子だったので、人柄重視で副キャプテンに選ばれたのかなぁと思ってました。
しかし、最高学年になり、楽しいだけだったバスケから、徐々に役割の遂行能力不足、コーチからの度重なるプレッシャーに自信をどんどん無くしていき‥
頑張っても焦ってミスする、叱責される、失敗を恐れ自信を無くして消極的プレー、、本当に負の連続でした。
で、スタメンだった昨年春〜夏 → 秋からは出れて1クォーター、またはジュニア戦、と、どんどん降格。。成長著しい仲間にもどんどん抜かされ😢出場機会も本当に面白いくらいになくなっていった一年間でした。
そして。バスケ行きたくない、、試合出たくない、までメンタルが落ち‥
本当に辛い、辛い一年間でした。どう声かけていったらいいか。親としても、本当に悩ましい日々で。けれど、保護者会代表も任されていたので、簡単に辞めるという選択肢もなかなか出来ず。。
辛いなかでも、次男はやっぱりバスケはやめたくない、あきらめたくない。チームメイトにはクラス一緒の子も数人いたので、辞めたら居場所がなくなる、というようなギリギリのところで踏ん張っていた感じがしていました。
本当に成長出来なかった長い長いトンネル期間。強化選抜選手にも当然選ばれず。おれ、副キャプテンしててもいいのかな‥とこぼしたり。
けれど、次男がえらかったところは、メンタルギリギリのところでも休まず、練習に参加し続けたことでした。
そして、仲間に支えてもらいながら、本当にちょっとずつ、明るい兆しが見えてきた感じが春から見えはじめました。もちろん出場機会は相変わらず笑
2クォーターの男、という感じ💦
そして六年生になり転機が。学校で尊敬できる担任の先生と出会い、信頼してもらえて、役割を与えられて、バスケ以外でも自信を取り戻していきました。
また、遊びにきてくれた素晴らしいOB先輩が名前を覚えてくれて、次男のプレーを褒めてもらえて。何よりその素晴らしい先輩が本当に楽しくバスケをやっていて、感化されて。あの先輩みたいに楽しんでやってみたい、とも言いはじめて✨
いろんなことが重なりあって。バスケって楽しいんだ、思い切ってプレーしていいんだ、失敗しても切り替えていけばいいんだ、と徐々にポジティブに考えていくことができるようになってきました![]()
そして、迎えた県大会。いつもどおり、2クォーターの男と親としては見ていたのですが、本当にびっくりするくらいに頼もしいアタック、リバウンド、パスカット。目を見張るような活躍をみせました。
試合は接戦から、ちょっと追いかけるような点差に後半なっていき、いつものスタメンでやっていくんだろうと見ていましたが、最後ラスト2分で次男に声がかかり。親は内心心臓バクバク🫀あの子、どんな気持ちでコートインしたのかな‥大丈夫かな、皆んなの足を引っ張らないかなと私は気が気でなくて😂
試合再開早々、仲間が相手のディフェンスに取り囲まれ、ボールを奪われ、やばい、速攻で攻められてしまう!という危機的瞬間が訪れてしまう。応援していたみんなが固唾を飲んでみていた。
相手の速攻だ!と気がついた瞬間、誰よりも離れた反対側コートエンドにいた次男が、トップスピードで戻ります。その早いこと‼️次男よりも前を走って助けに戻っていた仲間たちを追い抜き、ものすごい勢いで相手のレイアップをブロック❗️飛び込んだ勢いで次男は床にダイブ。
一瞬、何が起こったか分からなかったけど、次男が身を挺してダイブして相手のシュートを阻んだのでした。
もう仲間たちが駆け寄り、次男の背中を叩いて次男の頑張りを讃えてくれました‥😭コーチ陣たちからも、よく止めた!ナイスブロック!とベンチから熱い拍手と声援が👏
本当に素晴らしい場面でした😭
辛かった、長い一年を経て、こんな素晴らしいプレーをみせてくれて😭
試合は惜しくも負けてしまいましたが、次男はじめ、みんな次こそは絶対倒す!と顔つきがキリッとしていました。
ああスポーツって素晴らしいな。諦めない限り、昨日の自分、過去の自分を超えていける。
次男に、諦めないこと、投げ出さないこと‥大切なことをたくさん教えてもらえました。
これからもいろんな壁にぶちあたっていくだろうな。けれども大丈夫。きっと大丈夫。自分で乗り越えていけるだろうな。
私の手から離れ、どんどん成長していく子どもたち。子育ての終わりを少しずつ感じています![]()