“うつ”からの完全復職バイブル
(藤田潔・古川修・森脇正詞 著)



こんばんは

今日でブログを始めてちょうど1年になりますキラキラキラキラ
1年間に書いた記事の数は326記事

2週間〜1カ月ブログを放置する時期もあったことを考えると、我ながらよく書いたなあ、と思いますウシシ

書き始めた当初、読んでくださる方がおられると思わなかったブログを読んでくださっている方に、いつも本当に感謝しています。
ありがとうございます!!

これからも相変わらずとりとめのない記事を書き続けると思いますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします



昨日は仕事が休みでした。

…が、忙しかったチーンチーンチーン
休みの方が忙しいという噂がねーねーねー

ダウンダウンダウン
朝からPTAの仕事あせるあせる

次は癒しタイムラブラブラブラブで、エステに行きラブ、久しぶりにオーナーさんに施術とメイクをしていただきました。

当社比2、3割増しで綺麗にしていただき、色々お話をして心も晴れやかになりましたニコニコ音譜音譜


…しかしそこから、怒涛のように用事をこなしていましたメラメラメラメラメラメラ

まずは銀行巡りや洗濯、再度PTAの仕事で2回目の学校。

夫が今日は遅めの出勤だったので、買い物をしてガッツリご飯の用意をして晩御飯。

PTAのことでLINEでやりとりあせるあせる

それが落ちついてから、ゴロゴロする夫と娘を尻目に、邪魔なものを片付けながら掃除機をかけて、22時頃やっと落ち着きましたぼけー


ちょっと休憩、と思ったらそのまま爆睡ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ

本もゆっくり読みたかったけど、読めなかったえーんえーんえーん

最近休みの日は、用事が詰め込み状態です…ショボーン

動けることはいいことなんですけどね…、バイオリズム的にゆっくりしないといけない日に雨☔️のなか頑張りすぎたなあ、と思っていますショックショックショック



私は自分でだいぶ意識しないとやりすぎてしまいます。
仕事になると尚更。


今日ご紹介する本の内容を書く前に、私がこの本を手に取るまでの経緯を書かせていただくので、本の内容から読まれたい方は下矢印下矢印下矢印のマークまでスクロールされてくださいニコニコ



以前にも少し書いたことがありますが、私は鬱を二回経験しています。
このことを書くのは書いたとき抵抗があったのですが、書きたい内容を書くのには必要だな、と思って書いたのでした。


鬱を経験することで色々なことを考えました。
自分自身を見直すきっかけにもなりました。

二回とも割と重い状態だったので、渦中は「消えてなくなりたい」と思ったりしました。

真っ暗闇のなかにいるような気持ちでした。


一度目の鬱は新卒で就職したときで、その時は職場環境や自分自身のひととしての未成熟さや過去のトラウマから罹患しましたが、そこから自分改革をしました。

自分なりに自分との付き合い方を身につけたつもりだったので、2回目の罹患のときはショックでした。

「やっぱり私は弱いのか…」。
強くなりたい、と思っていたし、強くなったと思っていた分、受け入れるのに時間がかかり、原因不明の腹痛や月経不順など、身体が出すサインを無視し続けて、結果パンクするまでいってしまいました。


対処が遅れた分、回復まで時間がかかりました。
私は、「仕事をしてる自分」が好きで、仕事が出来ない自分は価値がない、と思っていました。

今は世の中に仕事以外にもたくさん楽しいことがあるのを知っています

「仕事がすべて」だったのが、「仕事は自分の生活の一部」と思えるようになりました。



今、真面目に働いても老後不安があったり、正規雇用の減少など、「どん詰まり感」が世の中に溢れているな、と思います。

最近メンタルヘルス系の本が増えています。
鬱予備軍の方がたくさんいる証拠かな、と思います。

鬱への理解は広がっていますが、自分が経験して、「なったひとにしかわからないよな」と思うこともありました。
2回目の鬱のとき、服薬をする報告と併せて業務内容の相談をしたとき、師長に「私には鬱になる人の気持ちがわからないわ」ってハッキリ言われましたしねウシシ

「看護師なのに…」と思いましたが、その言葉を聞いて、自分が鬱になった原因がハッキリしましたし、この病院では長くは働けないな、と思って気持ちにケリがつきましたニヤリ

そもそも、「キャパオーバーです」って言っているのにもかかわらず仕事をその師長からふられたことが最終的な鬱発症の引き金になりました。

一度断って了承されたにもかかわらず、「あなたしかできないから」という理由で仕事をふってこられたのですチーン

私は基本仕事は全部引き受けるタイプなので、私が「無理」というのはよっぽどなのです…。
周りからもそれまでの状態でも既にキャパオーバーを心配されていて、普段はそんな風に言わない感じの方にまで「これ以上絶対引き受けたらあかん!」と言われる状況でした…ショボーン



鬱の苦しさは、自分で自分の気持ちをコントロールできないもどかしさだと思います。

結果、コントロールしようとしないで付き合うのが良いとわかったのですが、「暗闇の状態がいつまで続くのかわからないのに自分と付き合う」というのは、なかなか勇気がいるものです。

鬱になるひとは、元々「頑張ることが好きなひと」だと思うので、少し良くなったら頑張りたくなると思います。
はい、私ですねニヤリ

結果、またしんどくなってしまい、うまくいかなかった経験から自己否定が強まるな、と思います。

闇雲に頑張ってもうまくいかないんだな、と思っているとき、今回ご紹介させていただく本が目に留まりました。

下矢印下矢印下矢印
改めて本の内容紹介です。




 






鬱病は再発しやすいです。
それは、内服で良くなって復職しても、対処療法に過ぎず、根本的な解決をしていないケースが多いからだと思います。

第1章では、鬱を繰り返す原因について語られています。

第2章では、鬱病と、鬱病と間違えられやすい疾患について書かれています。

第3章では、心療内科の診察の流れについて説明されています。

第4章では、基本的な生活リズムを整えることから、“認知のゆがみ”について、対処療法ではなく、根本的な治療について述べられています。

第5章では、リワークプログラムについて書かれています。
リワークプログラムとは、過去の問題を振り返り、どんな時に自分がストレスを感じるのか、認知の歪みがいつどんなふうに生まれるのかを検討し、職場という社会で受けるストレスとの付き合い方を学ぶものです。

第6章では、リワークプログラムの実践例と家族をはじめとした周囲のひとの関わり方について述べられています。

精神科医の方達が共著で出されており、専門的観点から具体的な治療法について述べられている本なので、仕事で悩み、鬱と今向き合っておられる方にご一読いただきたい一冊です。


一言に鬱といっても、そのひとそのひとの乗り越え方があります。

リワークプログラムの実践例のなかから、自分に近いタイプのひとを見つけるのは参考になると思います。

以前にご紹介した「うつヌケ」も参考になりました。

大槻ケンヂさんなど著名人をはじめとした「鬱になったひと達が、いかに鬱を抜けたか」について漫画形式で描かれた本です。



ここから先は自分の実体験としての想いです。

鬱治療の一番大切なこととして、ゆっくり休むことはどんな本を読んでも勧められますが、ゆっくりできないと思います。

だって、周りから取り残された気がするし、自分がダメに思えるし、お金や将来のことが不安になるし…。

環境性鬱ならば、環境から離れると一時的に楽にもなり、「こんなに元気なのに休んでいいのか」と悩むと思います。

でも、じゃあ実際に元の場所に戻れるかといえば、難しいです。

なぜ自分が鬱になったのか、自分の考え方の癖を知ることをして、「自分が鬱であることを認める」ことから始めないと、治療のスタートに立てないのだと思います。
私は、これを主治医の先生に何度も何度も言われました。
「前の自分と同じだと思うな。前の自分はいないと思え」と繰り返し言われました。


慣れ親しんだ自分のやり方を変えることは難しい
です。
「元の自分に戻ることが治ること」だと思うから
、元に戻ろうとすることは普通のことだと思います。


でも、私は二度目の発症で、看護師を続けたかったから、「今の自分を認めないといけない、考え方を緩めないといけないんだ」と時間をかけて考えるようになりました。

自己啓発本や心理学の本を読み漁りました。

そのなかで、HSP(非常にセンシティブなひと)の概念を知ったことは、とても大きかったです。
「弱い」と思っていた自分の繊細さを認めることがやっとできるようになったからです。
HSPの方の鬱罹患率は高いと言われています。HSPについては、カテゴリーを設けてますので、宜しければそちらをご参考にされてください。



心療内科に通い続けること、内服を続けることを不安に思う方もいらっしゃると思います。

確かに、哀しいかな、漫然と薬を出す医師や大量に薬を出す医師もいます。

心療内科の治療に一番必要なのは、医師への信頼(ラポール形成)だと思います。

ドクターショッピングのようになっては元も子もないのですが、その医師を信頼できるかどうかは大切だと思います。

不安に思うことは聞いたらいいと思います。
ただ、どう伝えたらいいのかわからない時は、紙にまとめたものを医師に見せたり、薬が変わった時などはその変化をメモしておくと自分でもわかりやすいです。
睡眠の質と食欲の有無が一番の目安になると思います。

「良くなった」と思っても、再発防止のため内服は続ける必要もあります。

多剤投与になる前に、早めに受診して、酷くならないうちに治療を開始するのは大切だな、と思います。

自分の経験上、我慢したらした分だけ回復に時間がかかるな、と思います。



自分を見つめなおして、信頼できる治療が受けられたら復職を考える時期なのかな、と思います。

この時も一気にハードルをあげるのではなく、まずは六割程度から。

そして、自分の八割を目標にした仕事を選ぶのが良いのではないかと思います。

とはいえ、生活のことや、やり甲斐を考えるとそうは言ってられないこともあるのですが…ショボーン

少なくとも、自分が無理していないか自分でチェックするのは大切かな、と思います

私は自分が自分の状態に気付くのが遅いので、娘の様子が一つのバロメーターになっています。

娘と笑顔で毎日を過ごせる状態が保てるのが私の行動指標です

結果、看護師を諦め、今の仕事につくことになりました。
今の自分の状態と過去の自分を比べると、転職したのは自分にとってベストな選択だったのではないか、と思います。


今日は書道の日でしたニコニコ
今は仕事の終わりに趣味の時間をとる余裕もあります

大きい書の2回目キラキラキラキラ
前回よりは進歩したかな…!左はお手本です。


実は今日、仕事でお葬式に入ったのですが、書道をされていた方で、祭壇に作品を並べるという担当の方の心憎い演出が素敵でした…ラブラブラブ

「そのひとらしさ」が出るお葬式を提案している会社なので、お式に入るたび、まるでその方の一部を共有しているような気持ちになります

自分が大切にしたいことが満たされ、自分らしく働けて、自分の仕事ぶりを評価してくださる方がいる環境に感謝ですニコニコ音譜音譜



いつも以上に、自分語りが長い記事になってしまいました。
最後までお付き合い、ありがとうございますビックリマークビックリマーク


明日明後日は仕事で、24日は、「彩ふ読書会」の漫画縛り読書会爆笑爆笑爆笑
楽しみです音譜音譜


明日から三連休の方も多いでしょうか?
楽しいお休みを満喫されてくださいラブラブラブラブ

それでは、また爆笑
おやすみなさいキラキラキラキラ