前の記事に続いて、今回初体験してきた「文豪缶詰プラン」について気ままにお話させてくださいニコニコ

 

 

なお、到着から16時半頃に不穏な空気が流れ始めるまでのお話はこちらダウン

https://ameblo.jp/momomomomosumomomomo/entry-12635096017.html

 

 

 

 

さて、16時半をまわり、くるぞくるぞ…とドキドキしていたら、突然「異音」がしました。

 

ガガガ…ざー…

 

ボリュームが小さくて、ぶっちゃけ一言一句聞こえたわけでは無いんですがキョロキョロ

しかしなにやら不穏な気配…どうやら我々文豪(仮)が缶詰めになっているこの旅館に、突如憲兵が現れたらしいのです!

なんでも、お上的にいまいちイタダケナイ感じの文章を書く作家が、我々の中に紛れているらしく、それを追って憲兵さんたちがやってきたようなのですが…この人達、どうも様子がおかしいぞ(そりゃそうか。笑)

どうやらハロウィンのせいで時空が歪み、現代では無い「どこか」と繋がってしまったことで、様子のおかしな憲兵たちが現れてしまったとのこと。

ヤツら、ハロウィンをヘロインと聞き間違えて「そんな危険な祭をするとは何事だ!」ってなわけで、必死に止める編集者を振り切って、旅館内を探索し始めたのです!!

 

正直、放送の音量はもう少し大きかった方がありがたいなと思うんですが、あのちょっとばかり小さ過ぎる感じが、妙に臨場感があって良かったのかも知れません。

なんか、他の部屋から漏れ聞こえてくる…みたいなムードで。

というか、私が自分で部屋のスピーカーの音量調節をすればよかったのか…でも、分からなかったんだもの。てへへニヒヒ

 

というわけで、それから先は大騒ぎ!

三人組の憲兵さんたち、本当に旅館中を回って「この人物を知りませんか」「部屋を確認させてもらおう」「危険だから部屋から出ないように!」と、缶詰め中の作家たちを訪ねて回ってきたのです!!

 

「あ…お隣にきてる…あ、次はうちかな…、まだかな…滝汗

 

なんてドキドキしているうちに、うちのお部屋にも憲兵さんたちが到着!!

「この人物をしりませんか?」





「し、知りません!」

「本当ですか…?ほんの一時間前まで、この階をうろうろしていたという目撃情報があるんだが…」

「いや…(え、まじで…?じゃあもしかして知ってる…?いや、そんなまさか)知りません…知らない人です…」

「そうですか…(まだなんとなく疑ってそう)では、見かけたら必ず連絡を。」

「は、はい!」

外で物音がしても、危険だから絶対に部屋からでないように!と言い残して彼らは去っていきました。

 

き、緊張した〜!!!!!!!!!!!!

 

 




まぁ、当然、これはあれなんです、出来レースというか。笑

ハロウィン限定のオプションでして、このプランを申し込む時に、こんなことしますけれど、お部屋訪問を希望しますか?みたいな確認をちゃんとされているんですよ!

で、私はもう「何これ面白そう!」と、ほぼ脊髄反射で「憲兵が部屋を訪ねてくる」オプションを申し込んだわけだったのです。

が。

 

思った以上にちゃんと緊張した!!

 

憲兵さんたちがお部屋を去った後、また他のお部屋で捜索している様子が漏れ聞こえてくるので、たまらず襖を開けて外に出てみると…いるわいるわ。笑

もうすでに、他のお部屋の先生達も廊下に出てきていて、凄い野次馬の群れ。

しかも多くの先生達がちゃんと衣裳も用意しているものですから、もう皆怪しい。本当は写真とは全然違う格好をしてこの中に紛れ込んでいるのでは!?と疑ってしまったくらい、怪しい人々の群れ…そしてその人達を掻き分け叫ぶ編集者たち…

 

「先生方!気になるのは分かりますけど!!原稿してくださいね!?!?」

 

いや、まじで編集者さん強い…。笑

 

 

さて、階下へ走り去る憲兵さんたちを追って、すっかり野次馬と化した作家たちが下へ行くと…なにやら取り込んでいる様子。

どうやら探していた作家が見つかったらしい!!わお!!

 

 

細身の美青年作家は、はじめは容疑を否認し、連行されることに対して強く抵抗していたのですが…やがて大人しく連れられていきました。



ソーシャルディスタンスを意識しているらしく、なんと縄かけられているガーン
先生!先生!!



あ!抵抗している!!




一説によると、

「素直に来い!我々は、あんたの締切を延ばしてやることもできるんだぞ!」

という一言が決め手だったとか。









だが騙されていた!!ひどい!!!wwwww


いやー、本当に、どんだけ本気で遊んでいるんだ…!!

これぞ本当に、贅沢な大人の遊びですね…!!




さて、事件がひと段落すると、皆にこやかに記念撮影。

なにしろ、時空の歪みが直ってしまったら、彼らは元の世界に帰ってしまいますんでね!

急げー!!





私も一緒に写真を撮ってもらい…



シャッターを押してくれた編集さんに「先生、嬉しさが滲み出てますよww」と指摘されました。あはは爆笑

そしてここでも野次馬と化した作家達を追い立てる編集者さん。





容赦なく追い立てられた作家達は、粛々と原稿を進めるべく、各自部屋に戻りましたとさ。




さて、ここからはもう完全に、各自の作業タイム。

お風呂に行くもよし、ご飯を食べるもよし…ただし鳳明館では夕食は出していないので、自分で持ち込むか、出前を頼むか…専属の編集チームをつけていれば、買出しを頼むことも可能だそうです。

実は文豪(偽)のため、特にガリガリ原稿を進めねばならない訳でもなかった私はロビーを探検に出かけました。




レトロなインテリアがとても可愛い!



ロビーではお土産物も販売していました。

なにしろ今回の目玉は、文豪缶詰プランの名前に相応しい満寿屋さんグッズの数々でしょうかラブ

鳳明館の名前が入ったオリジナル原稿用紙をはじめとして、封筒、原稿用紙風のメモ帳など、思わず欲しくなってしまうものばかり!

他にも原稿用紙柄の手拭いやブックカバー、『文豪缶詰プラン』オリジナル缶バッジや鳳明館グッズなど、どれも欲しくなってしまって困りました…チュー


ちなみに、缶詰プランだけに、缶詰も売ってました。(写真撮り損ねた!!泣)

それがすごく美味しそうだったんですよ!!

次に缶詰になるときには絶対買おう…絶対美味しいと思う、あのつぶ貝の缶詰め…。


さて。

お風呂に入り、進捗コールを「頑張ってます!大丈夫です!」と調子良くやり過ごし、また一人で撮影会なんぞをして、せっかくだから思う存分本を読もう!と文机に向かっていたら…部屋の外からなにやら物音が…。

危険を感じて部屋にこもっていましたが、何があったのかは後々知れることになりました。






怖い…編集さんたち…本気だぜ…滝汗


なお、物音がしなくなってからお手洗いに行こうと部屋を出たところ…



ひっっっ!!!ポーンポーンポーンポーンポーン

あちらこちらに貼り紙が!!!





こ、こ、こ、こ、こ…




怖いよー!!!



ちなみにこちらの「文豪缶詰プラン」ですが、先生のご希望によっては外から編集者に監視されたり、親切な差し入れを装って監視されたり、様々な監視オプションが発動可能です真顔

なお、今回の缶詰ツアーでは、窓の外から見張っている…あ、いや、見守っている編集者と、原稿用紙をフリップ代わりにして会話をした猛者がいたようです。

いわく




「進捗ダメです!!!」




さて、そんな修羅場ってる先生達をよそに、偽文豪である私はスヤスヤと良き睡眠をとりました。

慣れないお布団だったので、予定より早く目覚めてしまったものの、スッキリとしたお目覚め!

「朝は気持ちーなー!!」

と、洗面所の前を通り過ぎると…



ひっっっっっっゲローゲローゲローゲローゲローゲロー



眩しい!

燦然と朝日を浴びる貼り紙が!!

眩しすぎる!!

そして怖すぎる!!!!



きっと…真夜中も…ずっと…私たちを見守ってくれていたのね…。


そう震えながら、私はシャコシャコ歯磨きをしたのでした。



さ、また写真の制限が一杯になってしまいました。

そんなわけで、チェックアウトについては、また次の記事で!

ここまでお付き合いくださってありがとうございました。


また、連行された正親東先生、Twitterの引用を快く許可してくださいまして、ありがとうございました〜!!

先生の原稿が、無事に上がりますように!ラブ



では、また!