美しい青紫色で秋を彩るりんどうの花は「竜胆」と書きます。
漢方薬として使われる根が竜の胆のように苦いからだそうです。
海に千年、山に千年生きた蛇は竜になれるという話があります。
長く苦しい修行を積んだ生き物の胆はそれほど苦いということなのでしょうか…。
そして、りんどうの花言葉は「あなたの悲しみに寄り添う」
思いを寄せる人が悲しみの底にいる時、私は何が出来るのでしょう?
喜びを分かち合えても、悲しみや苦しみに寄り添うことは容易ではありません。
苦しんでいる時こそ、お互いの本音が見えてしまうもの。
元気な時は見せない弱さも我がままも受けとめ寄り添える…そんな女になりたいです。