イギリスの食事は不味い。初めて渡英した1986年に比べたら進歩したが、未だにお金を取ってこれはないだろう…。という、レストランに出くわす事もある。


在英15年、イギリスの食事にも慣れ、日本食をしばらく食べなくても平気になってきた私。それでも、身体が弱っている時に一番食べたい物は、「お粥」!


当然病院食は全く期待していなかった。しかも、腸の手術なので術後も食べられるものが限られている。

メニューを見てみると、第1週、第2週と2週間分のメニューが載っていて、2週間毎にローテーションされることになっている。


メニューを見ても食べられそうな物はあまり無し…。私が入院している病棟は、腸の手術をした患者専用なはずなのに、メニューは全病棟共通。配膳の人も、患者が欲しい物をそのまま出してくれるので、自己管理は必須。


腸摘出手術を受けた患者用に術後に食べられるものリストをもらっていて、それと見比ると、食べられるものはパン、ジャガイモ、肉か魚、スープ。デザートはヨーグルトのみ。


術後5日で退院、回復中にイレウスの様な状態になり、2週間の再入院。栄養点滴を1週間、その後はまだ気持ち悪く、ストーマも活発で無いのに食事を取るように指導される。その時の特別メニューは、とぉ~っても、酷いものだった。その時に食べられそうな物としてツナとゆで卵をオーダーした所、スープ皿にツナ缶を開けた物、丸い皿にキンキンに冷えた固ゆで卵2個が乗っている。絶句。一口ずつ食べて、後は残しました。もったいないお化けが出て来そう~写真、撮り忘れた!でも、いつでも再現できそう。


写真(後日添付予定)は、プレーンオムレツとご飯。日本のお米とは違い、粘り気が無くポロポロとしている。オムレツにケチャップを付けて食事。塩分も効いていて、結構食が進んだ。