色合いを決めたら、早速大きなものの配置を考えます♪
店内の展示家具のレイアウトを何度も変えた経験から「小さなものは後でどうにでもなるけれど、大きなものは後ではどうにもならない」と学びました。また大きなものはどこにあっても自然と一番目を引く主役になりやすいので、時間をかけて検討することをおすすめします。
お部屋内で言えば、カーテン、リビングのソファとラグ、ダイニングのテーブル。
それらを配置し、バランス、部屋全体とのプロポーションをチェックします。生活してる様子をイメージして、小さすぎないか大きすぎないか、向きはあっているかしっくりくるか確認します。
また先日の3Dシミュレーションの案件では、大きな収納棚がありました。中の見える収納棚だったので、すぐに散らかっているように見えるのが課題で、生活観を少なくするのが目的でした。3Dではスッキリしていますが、実際は生活小物やオフィス書類があります。
【before】
さて、どのように生活感を少なくし、くつろげるスペースをつくったでしょうか?
小物の使い方を思慮し、十分なスペースがあったことにより、収納エリアを設置しました。スペースを仕切ったことで、常に目に入っていた小物が片付き、生活感の少ない旅館のように落ち着くリビングダイニングとなりました。
【after】
コロナの影響で増えた在宅作業に必要な物や、子供のおもちゃ、ペット用品など、まとめると結構大きくなるもの(容積が大きくなるもの)も、大きなものとして考え、必要なものは最適な場所を検討しましょう。
この骨組みが上手くできてないと、先に進んでもなんかしっくりこな~い事態になるので、大きなもの全ての用途、配置、向きとそれらのバランスが心地よくなるまで時間をかけて調整します。頭の中や紙とペンでも良いですが、3Dシュミレーションもお手軽でおすすめです。無料のアプリもあるので、ぜひチェックしてください♪
【無料3Dアプリのご紹介】
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ちなみに私は3DモデリングソフトウェアをBlenderとSketchUpを利用しています。
DIYなどを含め自在な再現性が魅力です。