これは私の出産に関する記録日記1です。
出産感想文です。

いくつかに分かれている
なっがい日記です。

途中、
表現がリアルだったり
具体的な内容だったりします。

私が思ったことを個人的見解で
勝手に書いているので、
ああ、こういう人もいるのね~位に
軽く見てください。

これから出産されるのに
余計な情報を入れたくない方や、
出産に夢を抱いておきたい方、
あと、
女性に夢を持っておきたい男性は

どうぞ違う日のアホ日記で
お楽しみいただければと思います☆








1月4日。

予定日を丁度1週間超過した日。

何をすべきかわからなくて
無駄に蔦谷書店に行って出産本を読み漁り、
乳首マッサージをこれでもかというくらい
やった日。(日記参照)

明日は健診日で
メンタルをえぐる
セルフ尿検査(日記参照)を再度持参しつつ
計画分娩の予約と
万が一の帝王切開に備えて
血液検査やら何やらを
しなければいけない日。

妊娠してからは
なるべくハッピーに毎日を過ごして
良いホルモン状態でいなきゃと
前向きに穏やかに過ごしていたけど

焦り、不安、情けなさで
いっぱいになってしまって
このパンパンになったお腹は
このまま私が吸収して
しぼんでいくのではないかと
本気で思い嘆きながらベッドに入った。

寝ているあいだに破水したら
困るから。。。と
半月も前から
シーツの下には子供用の防水シーツを敷き、
更にバスタオルを敷いて寝ていたけど

もうここまできたら
そんな心配もどこへやら。

バスタオル邪魔だからいいや。と
外して寝た(笑)

明日、旦那君は仕事初め。

一人で電車で行かなきゃ~...

眠りについて2時間。

いつものように御手洗いに起きた。
(妊婦は御手洗いが近い)

寝ぼけながら
トイレは寒いなーとか思いながら
(律儀に尿検査もやりつつ)用を足し、

二度寝。

少し経って

もう一回起きて御手洗いへ。

トイレはやっぱり寒くて
冷えてしまったみたいで
お腹がいたい。。。

便秘も手伝ってキツイな~(-_-;)と
数分間トイレに籠る。

そんなベッドと御手洗いの
行ったり来たりを
計4回繰り返したところで
旦那君が『大丈夫?』と声をかけてきた。

便秘で更に冷えたのかも~(-_-;)と
言いつつ寝ようとしたら
「何分おきに起きてたの?」と聞かれ、

うーん。。。30分おきくらい?
と言って、ハッとした。

え?....これ陣痛(・・;)?

まさかー。

「陣痛ってもっと痛いはずだよ~f(^_^;」
「でも一応間隔測ってみたら?」

そう言われもまだ半信半疑で
冷えだと思うんだけど....と思いながら
ダウンロードしたアプリ『陣痛時計』を
起動させて、
痛くなったら押して、痛みが消えたらまた押す。というのを数回繰り返した。


暗がりの中、
強烈な光を放つ携帯画面に
目をしかめながら見ると




10分間隔。。。。




えええええええ?!(゜ロ゜;)


嘘だあ!

「何分だった?」

私がベッドの中で測ってる間、
さっさと洗顔と身支度を整え終わった
旦那君が顔を覗かせて聞いた。

「じゅ、10分っぽい。。。?」

「じゃあ病院に電話して」

携帯を渡されたので
恐る恐る病院に電話。

病院「ハイ、S病院です」

モモコ「あ、そちらでお世話になっている者です。陣痛っぽいもの(←まだ信じられない)が10分間隔であるのでお電話しました。」

病院「そうですか~。予定日とIDを教えてくださーい。」

モモコ「12月28日でIDはxxxxxです。」

病院「ハーイ。じゃあ病院着いたら玄関でインターホン押して下さいね~」


電話を切ってもまだ信じられなくて
本当に行っても良いのだろうか?
ただの便秘だったらどうしよう。。。
ブログネタにしかならない(←もうネタにすることにしている)

そんなことを考えてる間、旦那君は
テキパキと入院バックや荷物を車に積んで
車をあたためていた。

いやー。。。至れり尽くせりで(^-^;

これホント、間違いだったら申し訳ないわー

そんな私の心配をよそに
痛みは段々定期的になってきた。

陣痛はひとそれぞれ
色んなバリエーションが
あるのかもしれないが、
この時点で
私が体感したものを伝えるなら、

『冷えてお腹を壊したときの
キューッとした痛み』 が

一番リアルで伝わりやすいものだと思う。
そして
それが定期的に来るのだ。

着替えを済ませてコンタクトレンズを持って
ダウンを着て靴を履きながら
痛みの詳細を
旦那君に説明したら
「あー。。。わかるかも(--;)。」
と言っていた。
そう。

旦那君は数日前
お腹を出して寝ていて、
しっかり壊したのだ。

時刻は5:30。

外はまだ真っ暗で
外灯がしっかり点いている。


明け方の大通りは
トラックがガンガン通っていて
いつもと違う感じ。

時々来る痛みの波に注意して
アプリを操作しながら
お仕事行けないねえ。ごめんね(--;)と言うと
「休んじゃおー♪」と
旦那君はニヤリと笑った。

5:45分
S病院に到着。

陣痛は7分間隔。

インターホンを鳴らして名乗ると
女性の声がして表玄関のロックが外れて
自動ドアが開いた。

いつも健診を受けるのは1階。
でも
今日は2階。

エレベーターもあったけど
歩いたほうがお産が進むと
聞いたことがあるので

迷わず階段を選び
痛みに耐えつつ登った(←我ながらストイック)

旦那君は後ろから
「いいねぇ(笑)」と笑っていた。

ナースセンターが見えて
助産師さんが出てきた。

「階段で来たんですか?!」と
なぜかビックリされた。
(ダメだったのか....?)

まずは尿検査をと
紙コップを渡された。

旦那君は入館の手続きをした。
(新生児がいるから厳しいのだ)

私はまた御手洗いで採尿。

そして
痛みの隙をついてツイート。

「陣痛なう。」

戻ると空いていたLDRに通されて着替え。


渡されたのはワンピースタイプのパジャマ。
(柄の記憶が一切ないのはなぜだろう)

その下はショーツ(産褥ショーツという開閉タイプのもの)1枚にさせられる。
そしてショーツには産褥シートという
大きめのコットンナプキンを装着と言われる。

この間ももちろん陣痛継続中。

終わると隣の陣痛室へ移動。
若干寒い。。。

陣痛室は3人入れるように
薄い壁で仕切られていて
それぞれにベッドがあって、

既に奥に一人痛みに耐えている
人がいた。

空室をひとつ挟んで
端のベッドに通された私と旦那君。

陣痛は6分間隔。

ある程度まではここで過ごすらしく
寝ていても良いし何をしていても良いと
言われる。

旦那君は入院同意書のようなものを
書かされていた。

この時点で
時刻は午前6時を回っていた。

でもまだ気持ちにも
感じる痛みにも余裕はあって、

話も出来たし
冗談も言えた。

助産師さんも
昼頃までには生まれるでしょう(*^^*)と
にこやかに言っていた。

思いの外耐えられる痛みに
ちょっと拍子抜けしつつ
全てを病院スタッフに委ねることにした。

今日とうとう生まれるんだ~☆
....てゆーかこれ陣痛だったんだなー。。。
(やっと納得)
待ちに待っていた陣痛だったはずなのに
いざ来たら信じられないなんて
遅れた7日の間に私は
なんてひねくれてしまったのか(--;)
ちょっと反省。

変な感覚。

隣で陣痛に耐えていた人は
陣痛が消えてしまったようで
一度帰宅してくださいと言われ、
帰された。

この状態から
帰されたくはないな~...(-_-;)と思う。

陣痛室は寒かった。
そりゃそうだ。
私はワンピースのパジャマ1枚。
寒いと痛みはより痛い。

寒すぎると訴えたら
助産師さんがゆたぽん(電子レンジ対応のゆたんぽ)を持ってきてくれた。

同時に
お腹にNST(ノンストレステスト)のベルトを巻かれ、
赤ちゃんの心音と胎動をチェック。

その間、
旦那君はコンビニに朝食を買いに行く。

私は先程入院になったので
どうやら朝食が出るらしい。

痛みはあるけど
体力をつけなきゃいけないので
ベルトをとられたあとに
痛みと痛みの間にモリモリ食べる。

時々御手洗いに行きたくて
ヨロヨロと立ち上がって向かう。

歩くのとトイレに行くのは
お産を進行させるのに良いらしい。

びっくりしたのはこの時点で
結構出血があること。
生理。。。?みたいな出血。
ナプキンはこの為だったのかと納得。
常に持ち歩いてた携帯のアプリで
間隔は5分~6分間隔になってきた。

この辺りから助産師さんによる
内診が始まる。
旦那君は席を外すよう言われ、
ベッドの上に寝て、
子宮口の開き具合と指による誘発をされる。
それはもう、グリッグリされるので
はっきり言って
序盤の陣痛より痛い(T-T)

時刻は8:00。
子宮口は5センチ開いているという。

もう結構な痛みが
くるようになっていた。

早く終わらせたい一心で
立ち上がり、壁に向かって
スクワットをしたりしていた。

11:00

意欲が買われたのか
子宮口の開きが順調だったのか
わからないけど
その数分後には
隣のLDRへ移っても良いとGOサインが出た。

一緒にお昼ごはんも出たけど
さすがにもう食べる事が出来ない位に痛くて、
デザートのリンゴを何とか口にして
LDRへ移った。


この段階で私は
このお産は安産だと
信じて疑わなかった。


お昼には生まれるときいて
母とすぐ下の妹ナナコも到着していた。

さあ、あとは子宮口の開きを待って
産むだけ!


張り切ってLDRのベッドへ上る。



まさか


ここから12時間も
かかるとは

この時は誰も
想像していなかった。。。


長い長い激闘の幕開けだ。

〈2へ続く〉