プラレール博日記の続きです(*^^*)


第1のジオラマポイントで
30分引っ掛かった龍紀君。

次のジオラマがあるということを
どうやら知らなかったらしい。(そりゃそうだ)

泣く泣く引き剥がし、
次の『新幹線の車窓から』というジオラマポイントへ。

さっきのオープンなジオラマではなく、
壁に新幹線の内装の絵があって、
その窓から覗くと
ジオラマの世界が広がっている....という
なんとも夢のある世界。

周辺にあるはやぶさとこまちのフォトポイントや、新幹線の連結を紹介したブースに
人が割れているとはいえ、
やはり車窓には人だかり。

その人をかき分けて
ほんのすこしの隙間を見つけ、
徐々にスペースを確保し、
うまいことセンターの車窓を
ゲットした龍紀氏!

車窓は低いし、チビッコ優先なので
大人は少し後ろから見守るしかありません。

しかし!

戦地の最前線は
後ろから見守る父ちゃん母ちゃんには
想像もできないほど過酷だったのです....!

センターの車窓。
抜群のベストポジション。

もちろんみんな見たくて
少しの隙間から顔をねじ込むんですよね。

もう、『見たい!』って気持ちの方が
先走りますから!
力加減とか、知らないお友達だとか
そんなのはあたまのなかから消えてます。

ポジションをゲットしてすぐ、
横脇腹をグイグイ押される龍紀君。
ちょっとよろめきますが、耐えます。
彼のプラレール愛は
そんな軽いもんじゃありません。

そのあとすぐ
龍紀の顔と隣の子の顔の間(首辺りの隙間)に
もう一人のお友達の顔がねじ込まれました!

後ろ姿でもわかる
すんごい迷惑そうな龍紀氏!

ここでジャイアンスイッチが入り
『邪魔!』とばかりに
右手でぐいっと押し返します。

激しい!
激しいセンター争い!

後ろから見守る母はハラハラ。。。

でも、この状況下をどう切り抜けるのか
ちょっぴりニヤニヤ。。。(笑)


その時!

龍紀の体に衝撃が!!!

龍紀の頭の上のスペースから見ようと
幼稚園生くらいのお兄ちゃんが
後ろから龍紀に
勢い良く覆い被さったんです...!

突然顔面を車窓に押し付けられた龍紀君。
必死にもがきますが、
ひとまわり以上も大きなお兄ちゃん。
身長も力も大きい!
でも....見たい!
ジオラマを見たい気持ちが
彼を突き動かしました。

車窓に手をつき、お尻を突き出して
グイグイ対抗!

でも敵はびくともしない!

それどころか更に顔を車窓に近づけ、
奥を見ようとしている。。。!

でも。。。。譲れない!
このベストポジションは
譲れない!!!


全力を振り絞り、
車窓が曇るほどの手汗をかき、耐え、
そんな中でも
一生懸命ジオラマを見る龍紀君。

それを撮影する父。

大爆笑の母。


そして
彼にとって長く
激しい攻防に決着の時が来ました。

なんとか自分から引き離そうとして
後ろへ後ろへ押し返していた龍紀の
がら空きの右肩をお兄ちゃんの右手が押し、
ちょっと出来た隙間に体を滑り込まされ。。。


龍紀君、無念の敗退....(T_T)


大号泣です。


悔しかったんでしょう。
見たかったんでしょう。

同じくらいの子には勝てても
幼稚園のお兄ちゃんには
まったく歯が立たなかった。

龍紀は大号泣ですが
パパママ的には
いい経験をさせられたと
満足でした。

そうやって縦社会を学ぶことも
お出かけの醍醐味であり学習ですよね。

まだ一人っ子の龍紀には
おうちにいたら絶対に出来ない経験。

これからいっぱいやられて、
ある程度やり返して
叱られて、いっぱい泣いて、
大きくなってほしいです。


次のジオラマポイントは
夜働く電車。

ここでどうやら
どんどん次のジオラマがあるんだと
解ったらしく
泣き止み、ゆっくり観賞。
やはり最前列センター狙いで突撃。
前回ほど熾烈な争いはなく、
満足したらしいです。

途中で
機関車D51の撮影ポイントがあったんですが
本物を毎週間近で見ていた私達には
おもちゃにしか見えず。(おもちゃだっての)
汽笛と煙に感動もせずスルー。(ひどい)

山手線の運転席に立って
撮影出来るポイントもあったけど、
撮影ポイントはすべて長蛇の列で
プラレール博に来たのに写真で並ぶのは
本末転倒かとおもって、すべてスルーしました。

各所、たくさんのジオラマがありました。
壁に水槽のようにガラスがあって、
そのなかにも小さな町ができてたり。
すべて子供の目線の高さで
見られるように作られているので、
かじりついて見てました。

でもやっぱり激しいセンター争い。(笑)





ここでも惜しくも敗退!




同じくらいの子が並ぶと平和。






さて!