脳動脈瘤って無症状なんです。


動脈瘤があるからって頭痛があるわけでもなく・・・・・・。


検査をして発見されるか、破裂して初めてわかるか、ってぐらいなんです。


だから私もたまたま検査して見つかったのって奇跡だったりします。




これ、私の手術前の動脈瘤です。


「ココ」ってとこがプクって風船みたいになってます。


これが破裂しちゃうとくも膜下出血になってしまいます。


くも膜下出血になると


*3分の1の人が死亡

*3分の1の人が後遺症が残る

*3分の1の人が社会復帰、家庭内復帰できる


こういうデータ聞くだけで怖いですよね。


動脈瘤があると確定になってから本当にいろいろ調べました。


今ってインターネットでなんでも調べられるから、役に立ったり、逆に知りたくないことも知っちゃったり。


私自身はもともと「手術をする」っていう選択しかなかったんです。


放置するってことは、爆弾を抱えたまま生きていかなきゃいけない、毎日、破裂するかもしれないって怯えながら生きていかなきゃいけない・・・・・・・。


この選択は私にはできませんでした。


でも、手術ももちろん怖かったです。


脳動脈瘤にはふたつの手術があって、開頭術と血管内手術です。


ちなみに、開頭術はその通り、頭にメスを入れ直接動脈瘤にアタックする手術です。


血管内手術は手足の動脈から細い管を通し、さらに管の中からコイル状の針金を動脈瘤の中に挿入し、コブを針金で詰めてしまう治療です。


これは本当に悩みました。


主治医の先生ともいっぱいお話しました。


先生は開頭術を勧めてくれたのです。


私がまだ若い(動脈瘤患者では若い方なんです!(^^)!)ということ、確実に瘤をクリップしたいということ。


どっちの手術をするか。。。。


正直、頭開くなんて考えられないぐらいの恐怖でした。


主治医の先生と話してると「よし!開頭術にしよう」って思うんだけど、家に帰ると怖くて、怖くて。


悩むたびに先生の診察受けに行きました。


主治医の先生、関西のご出身の先生で。


だからってわけじゃないけど、すごく、親近感で(笑)


そして、すごく信頼できて。


この先生にならお願いできる、って本当に心から思えたんです。


手術する勇気をくれたのも先生かもしれないです!


そんな先生に出会えたことも奇跡だったかもしれません。


私は、東京、実家の三田、そして長野で脳動脈瘤の診察を受けていたので長野でセカンドオピニオンはしませんでしたが、セカンドオピニオン、すごく大事だと思います。


そして、2ヶ月間悩んで2011年12月、先生に手術をお願いするこにしました。


2012年1月20日手術日決定。



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