毎日本当に暑い、職業柄外に出る事が多くて辛い日々が続いています。
そんな中この間宝塚観劇してきました。
宙組公演「美しき生涯」「ルナロッサ」
歴史物が大好き私、石田三成は大河ドラマなんかでは定番な人で今も出てますが・・。
策略家というかそうイメージ、昨今はそうではなく実は忠義に熱い人だったという説が有力ではありますが
宝塚の場合はどうなのか?
話自体はスピーディーで飽きることもなく見る事ができました。
ただ展開が早い色々なエピソードを詰め込み過ぎてじっくり芝居を見たという感じではないです。
それに三成がどういう人かがあまり語られてなくって、良い話沢山あるのに残念。
まあ宝塚だしラブストーリーは必要だけどね
大石さんもそのつもりで書いたって言ってたけど。
茶々とのドラマはもう少し控えめにして三成ってこんな人みたいなの見せて欲しかったかな・・。
出演者に目を向けると
祐飛さん最初見たとき「えっ」
「戦国武将だよね」
今はやりのゲーム物って感じですが
でもお似合いよ、
とにかくかっこ良かったです。
ただ先ほども書きました、人物としてしっかり書かれてなくって
最後の処刑されるシーンで三成の潔よさが分かったというか
どの衣装も良いけどあそこのシーン衣装む含めて一番いいです。
茶々役のすみ花ちゃんは、今回は良かった。
彼女自身が悪いのではないけどトップになってからの役柄はあまり共感の
持てない役でばかりで・・。
でも今回の茶々は女性としては共感できる役で・・。
特に三成に「秀吉の側室になって欲しい」と言われるシーンは女性としての
切なさや強さを感じて、三成との別れはちょっと「誰か・・」に被る部分もあるけど
やはりジーンときました。
今回宙組お披露目のテルくんは、わたし今回楽しみだったんです。
祐飛さんとの並び、やはりいいです。
二人とも素敵
疾風は茶々が好きな設定になっているけど本当は三成が好きだったんじゃないかな
と思ってしまいました。
役としては出番もあるし目立っているけど為所ないかなと思ってしまった。
いい味は出しているけれど。
福島正則のみっちゃんはお笑い担当になってしまって気の毒。
他七本槍の面々も宙組主要メンバーが一括りで扱われるのは勿体ない
ただみっちゃんに関しては処刑の場面で、本来は豊臣家に忠誠を尽くしたかったのにできなかった悔しさや三成に対しての後ろめたが感じられて良かったです。
専科お二人はやはり上手いです。
特に美穂さんの寧々さんは、茶々に対する嫉妬追い詰められた思いというか一曲の歌で語られてなんかジーンときてしまった。
本物の寧々もっと大らかなイメージですけど。
色々書きましたけど私はこの芝居嫌いじゃないで十分楽しみました。
長くなったのでショーはまた次回にします