金魚鉢-弐-きらきらと滴る水水と共に鱗も剥がれ落ちた。もう痛みも感じぬ程にこの身体は弱っていた。乾いて渇いて干からびていく。最期に見るのは満月か。それもまた、乙なものとも言うべきか。その時暖かくて大きな何かが私を包んだ気がした。