長いようで、あっという間でした。
はじめの数日はなかなか眠れなかったし、すごく時が経つのが長かった。
皮肉にもつわりは続いてたし（軽くなってきたけど）、眠れなかったりショックが大きすぎて、とにかく身体も怠くて…何もする気力が湧かなかった。
リプロで心拍停止を知った日の翌日、東北の実家から両親が駆けつけてきてくれて、数日は家事のほとんどを母がこなしてくれて、息子の相手を父がしてくれたりして、私はほとんど布団にいました。
でも、ブロ友さんや流産経験した方々からコメントやメッセージをいただいて、最後にできることをやらなきゃって思いました。
考えたくないけど、どこで火葬するのか
どんな風に我が子を空へ見送るのか、
棺の中に入れるものを考えたり、作ったり、
産まれてきてくれた日にはお祝いしてあげようとか、
名前も付けてあげられたし、
色々と考えることができました。
お出かけもしました。
夫はずっと仕事だったけど、
夜勤明けの日があったので、そこで思い出の地に行ってきました。
私が夫から告白され、夫からプロポーズされた場所。観覧車があるので、そこに行って毎年写真を撮っているのですが、今年はまだ行けてなくて。もう最初で最後になっちゃうけど、だからこそ家族として来てくれたお腹の赤ちゃんも一緒に撮りたくて行ってきました。
息子は高くて観覧車怖かったみたいで、ずっと「こわい、こわい」と言って観覧車の中から外を眺めようとしませんでした。降りた後もずっと「かんらんしゃ、こわいね」って連呼。苦笑
そして観覧車に乗る前に写真を撮ってくれるんですが、私たちが観覧車終わって降りたら、何やら点検で観覧車が一時休止になってしまってて、ちょっと遅く行ってたら乗れなかった＝写真も撮れなかったわけで…無事に乗れて写真撮れて本当によかったって思いました。
写真は2枚購入しました。夫が1枚は赤ちゃんの棺に入れてあげたいからって言って。
あとは今日は最終日。
夫仕事でいなかったけど、舎人公園の桜祭りに息子とお腹の赤ちゃんと3人で行ってきました。
舎人公園は大好きな公園で。
大好きな公園に、最後にお腹の赤ちゃんを連れてきたいなって思ったんです。
ここは1人目妊活のころからよくウォーキングしていた公園。あの頃、子ども連れで楽しそうに遊んでる家族の姿を見るのがすごく辛くて…目を背けた時がありました。
でも、念願叶って息子を授かり、息子と公園で遊べるようになって、去年は夫も含めて家族3人でこの舎人公園の桜祭りにもきました。
そんな妊活中の辛い時も含めて色々と思い出の詰まった公園で、最後にお腹の赤ちゃんとの思い出も作っておきたかったんです。
今日は桜祭り2日目でしたが、すごい人でした。
子づれもたくさん、何人か妊婦さんにも出会いました。
そしてビックリだったのが、
息子が途中、同じ歳くらいの女の子のところへ近寄っていって手を繋ぎたがったのです。
その女の子はお母さんとおばあちゃんと思われる人と来てて、その時女の子はおばあちゃんと手を繋いでいたのですが、「じゃぁ、あそこまで一緒に歩こうね〜」と言って、息子にその女の子と手を繋いで歩かせてくれたんです。
そして歩いてる途中で、おばあちゃんがその女の子の名前を呼んでたんですが…
その名前が、まさかのお腹の赤ちゃんに付けた名前と一緒だったんです。
呼んだ瞬間にドキッとした。
これはどんな偶然だろうかと思った。
お腹の赤ちゃんに名前付けてあげようと夫と話して、約1週間前産院に行った日の夜に決めた名前。
男の子か女の子か性別わからないけど、どっちにも使える名前でいいねって付けた名前。
付けた日からはずっと私も夫もお腹の赤ちゃんには名前で話しかけていた。
そのお腹の赤ちゃんに付けた名前と同じ名前の子と手を繋いで歩くって…。
その女の子とバイバイした後、涙が出そうになった。
夕方、仕事から帰ってきた夫に話したら、夫もビックリしてて、息子がお腹の赤ちゃんと一緒に歩きたかったのかな？それともお腹の赤ちゃんが一緒に歩きたかったのかな？って。
そんな出来事がありました。
それにしても…
正直まだ実感が湧きません…。
お腹の赤ちゃんが亡くなってしまったことも、
明日から入院して産まなきゃいけないってことも。
だって、あれから1週間、
お腹の赤ちゃんはまだ、
私のお腹の中にいる。
出血も何もない。
つわりは軽くなってきたけど、続いているし…
心拍停止を知る前と、悲しみを除いては特に何も変わっていないのです。
お腹だってぽっこりしたまま。マタニティのパンツしか履けないし、洋服もボトムは履けるものが限られてる。
私、まだ一応妊婦さんなんです。よね？
まだ、私の妊娠生活は終わってないのです。
終わってしまったら、もっと実感が湧いてくるのでしょうか。
実感沸かない今でも十分に悲しいのに、
実感湧いてきたら、さらに悲しみが増すのかな？
終わりたくない。
もう絶対ないとは頭ではわかっているのに、
まだどこかで奇跡が起きないかなと願う自分がいたり…。
入院したくないな。
やっぱり怖いよ。
でも…
最後は愛しい我が子のために、
頑張らなきゃですよね。
お腹の子のお母さんは、私1人だもんね。
最後に、
楓さん、うめ子さん、のんチャンさん、ユーカリさん、にこさん、usakoちゃん、ふーこさん、まぁささん、chikaさん、みささん、Nonkoさん、ハナさん、にゃんこさん、コメント&メッセージ本当にありがとうございました。
今は返信する気力がなくて返せずにいて、本当にごめんなさい。
でも、ちゃんと読ませていただきました。
天使ママさんのは出産やお見送りした時のブログも読ませていただきました。
はじめましての方までコメント、メッセージ下さってうれしかったです。救われる部分がありました。
もし、他にも心配してくれてるブロ友さんがいたとしたら本当にありがとうございます。