452.「イシバシ、ビシバシ、非公認!」

「イシバシ（石破氏）、ビシバシ！ 裏金資金の議員を非公認、重複も認めず」。森山幹事長の「すでに処分はくだっている」の意見を押し切って、この決断を下したと伝え聞く。

　そして、さっそく旧安倍派を中心に「世論に迎合した。そんなことをして政権が持つと思うな」との声が多数あがっているとか。党内より世の中の声に耳を傾けて怒るとは言語道断。どんな顔をして口を尖らせているのか見てみたい。

　そもそも反発が強いとはやることをやっている証拠。行動が功を奏して活性化されつつあると受け止められる。

　党内に大きな支持基盤のない中での決断に「小泉元首相は基盤があったから解散が成功した。石破首相にはそれがない」と言われるが、それはどうか。当時「小泉チルドレン」と呼ばれる初当選者が多数出たように、自身が望めば「石破チルドレン」になる候補者を立てる方法がある。

　野党は総選挙を目の前に血眼になって批判を続けながらも、内心は「やられた～」だと思う。彼らには申し訳ないが、国民の多くが信頼するのは野党ではなく、やはりまともになった自民党、再生自民党である。

　選挙は公認、非公認に関係なく有権者が審判を下す。劣勢必至と予想されている総選挙もわからなくなった気がする。