414.「許されていいのではないか」 宮田選手 |  雑想 What do you think of this? Hiro's weblog 

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#音楽とスポーツとガーデニングとアンティークが好きで、日常の出来事への思いなども自由気ままに綴っています。

 パリ五輪を一週間後に控えた昨日、日本体操界に激震が走った。女子の代表でエースの宮田笙子選手に喫煙と飲酒が発覚した疑惑である。

 協会の行動規範には、「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する」と規定されているのだとか。

 宮田選手は19歳。その頃、皆さんはどんな青春を送られていただろう。この程度と言っては何だが、「実は私もそんな経験がある」なのではないか。我が身を振り返っても大学2年と言えば、褒められたものではないが飲酒も喫煙もしていた。

 パリでこの件について現地の人に意見を訊けば、中学生でもふつうに飲酒し、女性の喫煙率も非常に高いお国柄だけに、きっと「え?どこがいけないの?」「何が悪いことある?」との答えが占めるだろう。

 最終的に協会が公平さをもとに示しがつかないと、「不出場」の処分を下すのは目に見えている。

 ここで「あなた方はどれだけ品行方正だったのか。無罪放免でいいではないか」と言うつもりはない。しかし、「以降、一切繰り返さないと約束すれば厳重注意に留める」とすれば、仮にご本人が責任を感じて辞退したとしても、次に繋がる可能性を残せる。 

 スポーツ選手の不祥事と言えば一昨日、サッカーの日本代表の佐野海舟が、不同意性交容疑で逮捕されたばかり。若者としての楽しみをほとんど犠牲にして挑んできたアスリート人生。こんなことで台無するのはあまりにもったいない。