認知症の義母を連れて、お盆とお彼岸はお墓参り。
Ｙ市のとある霊園。
あちこちに観音様の像があり
少し高台のお墓に上る時に、いつも見える更に高台にある大きな観音像
お墓参りを終えた時に我が家の長男が
観音様見て来る
と、１人で向かいました。
しばらくして戻って来た長男…
｢気持ち悪い｣
連呼しながら持っていた岩塩を口に入れ…
｢観音様の手前に水子地蔵がたくさん並んでて、そこまで行ったら気分が悪くなったんだよ
｣その時は何事も無く帰宅しました。
次のお墓参りの時に、今度は次男が見て来ると
止めても
｢大丈夫だから
｣そして戻って来た次男
やはり観音様まで辿りつけなかったらしく
｢ヤバイっ
空気違うわ
｣長男の様に具合がおかしくなる訳でも無かったので、ホッとしながら帰宅。
観音様は高い所に見えるので
遠くから見るしか無いんだな～
なんて
帰宅して夜御飯の支度をしていると
自分の部屋でゴロゴロしながら寛いでいた次男がいきなり
｢うるせーっっ
｣｢やっと静かになったわ
｣その瞬間…
小さい子の歓声が聞こえて来そうな
｢パタパタパタパタ
｣一直線に私に何かが向かって来た
しかも幼稚園の遠足みたいに、たくさんの小さい何か…
すぐにピンと来た瞬間
私の足に無数にまとわりつく子ども達…
一体何人
こんなに車に乗って来た
人数オーバーだっつ～の
｢アナタ達が居ていい所じゃないっ
アナタ達にあげる御飯も無いっ
さっさと居た場所に帰りなさいよっ
｣いや、こんな丁寧な言葉は使わなかった様な気がするけど(笑)
足にまとわりついていた子ども達と思しきモノ
スッキリ退散
次男が
｢ずっとパタパタ、トントン、カタカタ、うるさかったんだよ
怒鳴ったらピタッと止まったわ
｣｢それでこっち来たし
｣水子地蔵はたくさん並んで居たらしく
幼稚園や保育園の様に、皆お友達になるのかしら
皆で次男が遊んでくれると思って付いて来た
御飯やお菓子を貰えると思ったかしら
｢無邪気な子どもらしい子ども達｣
と言う感じだったけど
知らない人に勝手に付いて行ったらいけません
｢先生｣が居ないから仕方ないか～
広い霊園
どなたか先生は居ないのかと思ってみたり
