今日は、自分の怖いと思っていることについてシェアしたいと思います。
私には3人の男の子がいるのですが、その長男(ニックネーム:ライト)が初めてノロウィルスになった時でした。もう4年前になります。まだ次男が生まれて1ヶ月も経っていなくて、家の中は新生児を迎えてバタバタしていた頃でした。
おやつを食べてほんの数分後、突然ライトが豪快に嘔吐をしました。私は洗い物をしていてなんで泣いてるのか分からずにふとリビングを見ると、ソファにも床にもライトの服にも大量の吐瀉物。とてつもない光景と匂いで頭が真っ白になりました。吐瀉物のすぐ隣にはスヤスヤと眠る次男。すぐ我に戻り、真冬でしたがとっさに窓を全開にして新聞紙や除菌スプレーで吐瀉物を片付けました。その間にも何回も嘔吐を繰り返すライト。
実は、私は嘔吐恐怖症です。
自分が嘔吐するのも怖いです。
人が吐いているところ、もしくは吐きそうな雰囲気の人を見るのも怖いです。
「嘔吐」「吐瀉物」などの言葉も怖いです。
道端などの吐瀉物を見ただけで怖くなります。
電車の中で酔っている人を見るのも怖いです。居酒屋も行けません。
ノロウィルス、胃腸炎などの言葉にもとても敏感です。
その時私はというと、吐瀉物まみれのリビングにまだまだ吐き続ける我が子と退院して来たばかりの新生児との3人でパニック状態でした。何をしたら良いのか、まったく分かりませんでした。
とりあえず近くの小児科に電話をしてすぐに診てもらうことになりました。
その間は、徒歩10分の実家の父に来てもらい次男を見ててもらうことに。
ベビーカーにライトを乗せて、急ぎ足で病院へ向かう途中も吐き続けるライト。
真冬の薄暗い夕方の寒い道を半泣き状態で歩きました。
ようやく病院に着き、診てもらうとやはり胃腸炎とのこと。診断してもらった直後から今度は嘔吐に加えて下痢も始まりました。病院内でも吐き続け下痢もし続けだったので、見兼ねた先生が大きな病院に救急で行きましょうと言ってくださり案内してもらえることに。着いた先では脱水症状で即入院となりました。
小さな手に大きな針で点滴を打たれ、脱水でぐったりしているライト。
入院先でも嘔吐下痢はしていましたが、付き添い入院は出来ない病院だったので、ライトが寝たら私だけ家に戻ることになりました。
まだ2歳になったばかりだったライトは、私のカーディガンを握りしめながら眠りました。夜中起きてしまったときに私がいなかったら泣いてしまうんだろうな…と考えると本当に胸が締め付けられる思いでした。
翌日早朝に病院へ向かうと、コロっとライトは回復していました。
本当はお白湯しか飲めないはずだった朝食も、お腹が空いたと駄々をこね他ので、先生が普通食(パンやおかずやお茶など)を持って来て下さいました。それもペロッと平らげてしまったので、早くに退院することができました。
その後も下痢は一週間くらい続きましたが、嘔吐は発症したその日だけで済みました。幸いにも次男にも夫にも感染せずに済みました。
ですが、私はライトが退院したその日の夜、数時間だけひどい嘔吐を繰り返し見事に感染してしまっていました。。
なには言いたいのかというと、これがきっかけで自分が嘔吐恐怖症なんだと気付きました。
自分自身、胃腸炎にはなりやすい体質なので毎年のように冬は嘔吐してしまうのですが、恐怖症とまでは感じていませんでした。でも、確かに嘔吐してしまったときのシチュエーションや嘔吐の直前に食べた物など、何年経っても鮮明にに覚えていてふと思い出しては嫌だな…と思っていたのでした。もうすでに自覚がなくても恐怖症になっていたのかもしれませんね。
でも初めて嘔吐を処理しなくてはいけない、嘔吐する人の看病をしなくてはいけない状況に立たされて、身体から冷や汗が出て震えるという症状が出てしまったので、流石にこれは人と違う、と思ったのでした。
嘔吐恐怖症って、「みんな嫌に決まってる」「あなただけじゃない」なんて思われることが多々あると思うんです。でも嫌なものは嫌。恐いものは恐いんですよね。
過剰に反応してしまって子供にも辛く当たってしまったり、不安になったら止まらなくて1人でありもしない予想をしてパニックになってしまったり。
そんなの私はしょっちゅうあります。特に冬場なんて毎日ほぼパニック状態です。
ライトは今幼稚園年中さんなので、幼稚園から何か菌を持って帰って来たら…なんて考え始めたら本当にパニック状態になります。
実は、今日もライトが年少組さんの子が近くで吐いたと言っていました。
それを聞いただけで震えが止まりませんでした。
冷静に聞いていたつもりでしたが、頭の中は真っ白です。
今さっきも別室で寝ているはずのライトが、半ば寝ぼけて泣きながらベッドに座っていました。泣き声を聞いて駆けつけたらその状態だったので、しかも今日の幼稚園のこともあって、これは吐いたなと確信したのですが、幸いにも吐いてはいませんでした。今はもう眠っているのですが、今だにこうやってタイピングしている手も震えています。胃もキリキリしています。
なかなか克服するのは難しいですが、あまり考えすぎないのがこの恐怖症との1番良い付き合い方なのかもしれませんね。
今、この時、誰も吐いていないならそれで良し。
いつもそう思うことができますように。