仕事が終わり帰宅してお風呂に入り夕飯を食べようとして冷蔵庫を開けました。
中が空っぽでした。
「そういえば、今日は買い出しに行くの忘れてた……」
私は出前を頼むことにしました。
洋食をいくつか頼むと1時間ほどでチャイムが鳴りました。
ドアを開けると男性がいました。
思わず(お酒くっさ!)と思いました。
「すみません。お届けに来ました。」
男性は少し酔っているのかふらついています。
(大丈夫かな?)
「あぁ……はい。どうぞ上がってください」
「ありがとうございます。失礼します」
男性をリビングに案内し頼んだ商品をテーブルに並べてもらいました。
すると男性が言いました。
「お風呂上がりですか?お肌綺麗ですね!」
「え?」
「あっすみません。」
「はぁ……」正直あまり嬉しくありませんでした。
なぜならこの人絶対ヤバい人だと思ったからです。
しかし今更断るわけにもいかなかったのでそのまま会話を続けていました。
「あ、そうだ。俺もお腹すいてるんで何か食べさせてもらえますか?」
「それはちょっと…」
「いいじゃないですか!ね?お願いしますよー」
男性は私の腕を掴みました。
その瞬間私は鳥肌が立ちました。
(気持ち悪い!離して!!)
心の中で叫びながら必死に抵抗しました。
すると男性は舌打ちをして私を突き飛ばしました。
そして私がソファに倒れると同時に覆いかぶさってきました。
「何するんですか!?やめてください!!」
私は精一杯抵抗しました。
しかし相手の方が力が上だったので無意味に終わりました。
「静かにしろよ!!」
男性は怒鳴り声をあげました。
私は怖くて何も言えなくなりました。
男性の顔を見ると目が充血していて息遣いも荒かったです。
もうこの時点で嫌な予感しかありません。
「やめてぇ!!!」
「うるせえんだよ!!」
男性はまた怒鳴るといきなり私の服を脱がしてきました。
(助けて……誰か……)
恐怖のあまり体が震えてしまいうまく動けませんでした。
(なんでこんなことになってるの……)
ソファで無理やりされた後、私はベッドに移動させられました。
「うぅ……痛い……」
「こっちこいよ」
「わかりました……」
私はベッドに押し倒されてまたされました。
「んっ……」
「もっと喘げよ!」
「はい……」
それから何度もされたあと、男性は満足したのか帰り支度を始めました。
「じゃあ帰るわ」
「はい……」
「あぁそれとお前のこと気に入ったからこれからたまに来るからよろしくな」
「え……」
「じゃあな」
そう言って男性は帰っていきました。