「眠れない、眠れない」と悶々としている時、その人は自分に意識が向き過ぎています。自分を過度に観察し省みている「自己への過剰志向」が存在しているのです。「逆説志向」が効果を発揮するのは、ユーモアを交えて自分の状況を「笑い飛ばす」ことで、過剰志向をゆるめる効果が期待できるからです。人間の心には、囚われた自己から離れていく「自己離脱」の能力が備わっているのです。そこで「逆説志向」とリンクする手法に「反省除去」があります。「反省除去」では、過度に自分を省みることをやめるように勧めます。「自分のことを考え過ぎてはいけません」と。これを「脱反省」ともいいます