間もなく桃の節句
そして本日より弥生。迫り来る春、そして自分の誕生日。
心躍ることなく、ただ平穏にまた一つ歳を重ねることが出来たことに感謝する日になる。
今は、それまでの数日間、色々なことを振り返ったり、前を見据えたり、生命を育んでくれた両親に感謝したり、そういう時間を過ごす日々となる。
自分が誕生した日を重ねていくことは、一つずつ歳をとっていき、老いていくことではあるけれど、同時に目の前にあるものへの新しい感情を一つずつ増やしていく、または新たな感覚や感情に出逢っていくことでもある。
そう捕らえれば、歳をとる事は別に悲観的なことでは全くない。
むしろ、とても素敵なことであるような気しかしない。
女性にとって、歳をとる事は、必ずしも嬉しいことではないし(笑)、残念ながら前述したようなことを言えば、それはある意味強がっているかのように捉えられてしまうことも多々あり・・・(笑)。
容姿は、残念ながら衰えていくしかなく、「アンチエイジング」なんて言ったところで、全てはあがきでしかないような気もするが、少しでも重力と時間の流れに逆らって、永遠の何ぞやかを手に入れたいともがくところが、極めて女性的であるのかもしれない(笑)。
しかし、容姿と同じようにして、精神や魂までもが老いてしまうのだけは、何がなんても・・・なりふり構わずもがいてやろう!と思う、28歳目前のももんです。
歳を重ねて経験を積んでいく事で、応用力や洞察力、そういった人間の深さを見につけていく事はとても大事なことであるけれど。
何かに固執したり、自分の感性を濁らせてしまうような、魅力的ではない人間としての引き出しだけは門前払いしたい。
だからこそ、常に、魅力的な人々との関わりを大切に。
純粋な気持ちと、素直な心を持ち続けることに前向きでありたい。
チョットひねくれたことに惹かれる時期が少なからずある思春期をとうに経て(笑)、今はいかに素敵で居られるかは実は自分の心の素直さと童心のような貪欲さであるのではないか。
そう感じてます。
間もなく、桃の節句。
そして桃の節句が誕生予定日で、生まれ損ねた、ももんの誕生日まであとわずか・・・。
雪の菅平より、弥生便りでございました。