ここのところ、私の住む地域でも、雨風が強く、雷が鳴る。


或る日の事、かーちゃんの弾丸トークが始まる。

娘らが聞いていようといまいと関係なく、言葉が発射され続けるので、聞き手としての合いの手さえも必要としない、恐ろしい弾丸トーク。



昨日、雷がなったでしょ?

ご近所の山田(仮称)さん、
あの人は雷が怖いもんだから
布団かぶって寝ちゃったんだって



目が覚めたから朝だと思って
朝ごはん食べちゃったんだって


笑っちゃうわ
( ´艸`)


と、ひとりで大受けしているのである。

だが、今の話では、全然ウケどころがわからない。

たぶん、目覚めたものの「朝」どころではなく、まだ雷の鳴った当日だったんだろうけれども。

雷が怖くて布団にもぐり、そのまま寝入ってしまった山田(仮称)さん。
はたして何時に起きて、朝ごはんを食べたのか?

大変気になるところではある。
というか、そもそもそこがわからないと、だから何?!という話になる。


山田(仮称)さんが何時に起きたのか?
ここが話の肝である


だが、ひとりご満悦なかーちゃんは、いっこうにそこを話さない。
だんだん、気になり、イラッとしてくる。

なので、聞きたくもないが、聞いてしまう。

いったい、何時に
起きたのよ?!


「知らない」

(  ゚ ▽ ゚ ;)
はぁ?!


この話のどこで笑いを見つけたのだろうか?
かーちゃんの頭の中のほうが笑えるわ。

娘らは、かーちゃんの話は聞き流せっていうのを合言葉にしている。