マーガレットとストレス解消のため、ショッピングモールへと行く。

その帰り道、雪柳が咲いているのを見て
「雪柳を見ると春なんだなぁと思う」とマーガレットがつぶやく。

しかし、その雪柳の隣には、一面の菜の花が・・


春の花の代名詞のような菜の花を無視して、
雪柳に感じ入るマーガレットに

菜の花を見て春を感じると言わねば
菜の花の立場がないだろう
と、突っ込みを入れた。

すると、マーガレットが、反論する。

食材にしか見えない


確かに。すると、マーガレットは続けてこう述べた。

小さい頃、「菜の花」食べたり
「せり」を取りにいったり
「土筆」やら「よもぎ」やら
「ノノヒロ」「わらび」・・
草ばっかりだ


おうちは貧乏だと思ったよ
(ノ_-。)・・

(;´Д`)ノ
違うから


貧乏ではなくて
旬の食材だわ



たぶん、そういう食材は、子供には苦味がきついので美味しくはないだろう。
なので、子供の脳みそでは、

おうちは「雑草」を食べるほど
貧乏な家!

そんなふうに「すりこみ」されてしまっていたわけだ。
マーガレット父と母も、心外な話である。

今、考えれば、相当贅沢。でもないか、ぷぷぷ。