ある日、とーちゃんが「○○で外食したい」という。
そこのお店はとーちゃんとかーちゃんの大好きな店だ。

だが、繁盛しているので、待ち時間が長い。
とても、その長い時間を両親と私だけで乗り切れるはずも無い。
それなので、ねーちゃん達もおびき出し、つきあわせる。


そこのお店は、大変不思議な店。
お刺身定食から、天ぷらそば、刺身の舟盛りさえある。
そのうえに、ラーメンも冷やし中華も、つけめんもある。

ジャンルはわからない。
が、美味い


で、私たちはメニューを見て、それぞれ頼む。

ハンバーグとから揚げ定食
エビフライ定食
野菜かき揚げ丼&うどんセット
イカといくらとマグロの海鮮丼
牛タンの塩焼き
たこのから揚げ
かつおのお刺身


本当に、どんなジャンルの店なんだ?
(-"-;A・・・

だが、言いだしっぺのとーちゃんが決定できない。
まぁ、ゆっくり考えたらよろしかろうとばかりに、メニューを渡しておいた。

しばし、歓談しつつ、とーちゃんのオーダーを待つ。
そして、ついに、とーちゃんは自分の食べたいものを告げた。

ソース焼きそば

( ̄□ ̄;)・・

ここにきて、至極普通の焼きそば?!
魚でもなく?肉でもなく?


誰もがそう思った瞬間、かーちゃんは「もっと違うものを食べればいいのに」と文句をたれていた。さすがに、かーちゃんのしゃべりはぬかりがない。

まぁ、食べたかったんだろうから、いいんだけど。
別に、そこのお店でなくても、食べられるとは思う。


ちなみに、その店のお勧めは「ソース焼きそば」ではない。
断じて違う