ある日、とーちゃんから電話。

「今度の病院に行く日、一緒に行ってくれないか?」

ちょっと前に調子が悪いといっていたのだが、
深刻な顔して悩んでたっけ・・・
年のせいで思うように体は動かなくなる。
そのたびにすごく真剣に悩むとーちゃんなのだ。
もちろん付きあうが、嫌な感じがする。
また、とーちゃんの思い込みに付きあわされる予感・・・


当日、お迎えに行き、かーちゃんも伴い病院へ・・・
診察室から、ドクターに切々と訴えるとーちゃんの声。

「足がおかしい。力がはいらないし、歩くのがツラい。
きっと骨のガンになってて、リンパから全身に転移している。」

(´□`。)
「家庭の医学」読んだな・・・


ドクターは優しい・・・
「そんなことは無いと思うよ」

だが、とーちゃんのお勘違いはとどまることを知らず
余命の心配までドクターに相談する。

( ̄□ ̄;)
そのための私なのか!?

病院に付きあえって言ったのは
ドクターからの余命宣告を
かーちゃんに背負わせたくないから


とーちゃんたら!勘違いで悩むな!!

検査結果は異常なし。何事もなく、めでたしめでたし。
だからね、年のせいだって言ったじゃん。

(゙ `-´)/ 
「家庭の医学」なんか

捨ててしまえ!!