あなたがこの仕事に取りかかるとき、最初にすべきことはリストアップである。この
リストアップされた人達が、やがて思いもかけないような宝財の山をもたらせてくれ
る。将来、光り輝く金の卵というご縁を運んできてくれるのである。いろんなミー
ティング会場でよくトップリーダーがこのようにスピーチする。「あなたの最も大事
な人、大好きな人にまず伝えて下さい」と。本当にその通りだ。あなたは伝えた人と
これからずっと行動を共にすることになる。まして仕事として一緒にやることになれ
ば一生のお付き合いとなることだって十分あり得る。好きな者同士でないとなかなか
長続きしないものである。この時あなたの愛の力が大きければ大きいほど、極端に言
えば人間愛に目覚めれば目覚めるほど、どんな人をも受け入れることができるように
なるのである。そうすれば当然多くの人達があなたに賛同するであろう。
もちろんチャンスが広がることは言うまでもない。ネットワークビジネスも他の商売と同じよ
うに「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」ということも言えるのだ。私は、長年経営コン
サルタントの仕事もしてきた。その経験から商売が大繁盛する会社と行き詰まる会社
のきわだった特徴、それをはっきり確信する。行き詰まる会社は、とにかく商品を売
るまでは大変熱心だが、売ってしまってからは、もうその顧客のことは見向きもしな
い。一方、大繁盛する会社はもちろん商品を売ることも熱心だが、いったん売ったお
客様をとことん大事にしている。
こんな有名なエピソードがある。あるアメリカの大富豪のお話だ。彼はセールスの仕
事で財をなし、老後は悠々自適の生活をした人だ。「私は高級外車を生涯で16台所
有した。振り返って見ればその16台、全て違うセールスマンから購入した。しかし
どのセールスマンも売り込むまでは大変熱心で、サービス精神旺盛だ。しかしその全
てのセールスマンがいったん、私が車を購入すると見向きもしなくなる。もし最初に
私に売り込んだセールスマンが、購入後も私を満足させ、私と心を通わせ、私の友人
になるなら、きっと私は彼から残りの15台も全て買ったであろう。そればかりでな
く、私には私と同じような大富豪の友達が250人以上いる。
その大富豪達にも惜しみなく彼を紹介したであろう」と。ネットワークビジネスは紹介販売と言われる。ま
さに人が人を紹介してくれるところにこの仕事の醍醐味がある。つまりあなたが目の
前にいるたった一人のメンバーを大事にしたら、その人がまた次々と人を紹介してく
れるのである。その数は計り知れない。しかもその紹介がねずみ算式に増えていった
ら大成功だ。そのためにはあなたがメンバーを愛することがまず第一歩となる。何が
大切かと言って、あなたのリストアップした顧客リストほど大切なものはない。売り
上げも利益も最終的には金額で表せるものだ。しかしその金額の金という字に目がく
らんでお金を追っかけていても金額は増えない。むしろ金額の額つまりお客の頁
(ページ)、顧客リストを大事にしてこそ商売は繁盛するのである。