2016年11月
私の母は亡くなりました。
父も三年前に他界し
弟と二人の家族になりました。
慌ただしい日々が少しづつ落ち着き
ようやく母を想う時間を作ることが
できるようになり
たくさんの思い出と、
葛藤と、
いろんな感情が込み上げてきます。
父は59歳、母は60歳でこの世を去りました。
この高齢化社会の中では、まだまだ
若い年齢かと思います。
母の葬儀の際、最後に娘さんから会葬者様たちに一言お願いしますと言われ、その言葉を考えました。
このまま、父も母もそのうち忘れられてしまうのだろうか。
夫婦で苦労し、育ててくれたあの壮絶な時間は
誰にも知られることなく、消えてしまうのだろうか。
そんな不安を抱き、父と母の存在を、頭に刻んでおいてほしい、
そう思い葬儀の挨拶を考えました。
人の記憶なんて寂しいもので、
その時は重く、深く刻まれていても
時が流れれば次第に薄れ
忘れることはなくても
思い出すことは限りなく少なくなり
しだいには思い出すタイミングすら出会わず
思い出されなくなる。
忘れるのではないのです。
思い出さなくなるのです。
普通だったら、まだ先に
新しい家族ができたり
友達ができたり
知り合いが増えたり
たくさんの人の記憶に刻まれるはずであった
父と母
そんな2人をどうにか
形として残しておきたい。
家族を愛し
夫婦夢を抱えながら生きたあの人生を
形にしたいと思い
この文章を書いています。
自己満足のためのブログです。
理解してもらおうとか、
共感を得たいとは思っていません。
しかし、同じような境遇で
胸を痛めている人がいれば
このブログを読んでいただいて
共に分かち合えればと思います。