開業当初からお世話になっていた眼科がついに閉院に
子供の弱視の早期発、早期治療の大切さを説き、31年にわたって地域医療に尽力された〇〇〇眼科が今日閉院した。
私が最初にお世話になったのは霰粒腫の手術だった。
ひと月ほど通っていた総合病院の眼科では
腫瘤が小豆大になってもまともに向き合ってもらえず、
悩んだ末信頼できる方の紹介で午後4時ごろ恐る恐る伺った。
順番を待ってみていただいたところ、腫瘤の大きさが
「当院では5本の指に入る大きさになってる」といわれ即手術ということに。
診療時間は5時までなのに5時から取り掛かってくださった。
初対面だったけれど患者としっかり向き合う院長先生の姿勢に不安は全く感じなかった。
色々思い出がある。
その中でも
工業高校の先生からお借りした教科書を持っていたら
なんの勉強しているのと聞かれ
アマチュア無線をやっているので基礎的な電子工学の勉強をと答えたら
実は僕も高校の時やっていてね、校舎の屋根に上ってアンテナ立てて
教頭から叱られたこともあったんだよという話が出て、それが縁で
元大学教授とのご自分の勉強会に招いてくださった。
土曜日の午後、月二回の先生自ら入れてくださるコーヒーとお菓子付きで
3年間お世話になった。
スタッフの方には光学の勉強を先生自ら教えていらした。
また、私がアマチュア無線の24時間のコンテストに参加するための場所として
土日は入院患者さんもいないからと医院の駐車場を自由に使わせてくださったり、
飾らない気さくな先生だった。
スタッフの方々が先生の趣味は勉強というくらいで
目に関する小冊子をご自分でおつくりになって
待合室に自由に持ち帰るように用意されたり
内容についても中学生でも十分わかるほうに書いたつもりだけど
読んでみて感想を言ってほしいと、近眼でお世話になった息子にも
意見を求める真摯な方だった
弱視の早期発見には幼児期の集団検診の重要性と屈折検査の精度の高さを訴えてきたそうだ。
医院の待合室には3歳では遅すぎるという意味の案内があったのが記憶にあたらしい。
これから先、屈折検査をしてくれる眼科を見つけることができるのか不安が募るが・・・・。
先生、スタッフの皆さん、長い間お世話になりました
出会いに心から感謝です。