2020年に右乳房全摘出、抗癌剤治療後、アリミデックス(アナストロゾール)を飲み始めて、5年が経過しました。
ひとつの区切りです。
この薬を飲み始めた頃は、「とにかく5年。5年たてば終わる」と、それを目標にしていました。
正直、この薬から早く“おさらば”したい、という気持ちのほうが強かった気がします。
毎日飲み続けることそのものもそうですが、関節のこわばりや、なんとなく感じる体の変化。
「これも薬のせいかな」と思いながら過ごす日々でした。
だから、5年経過して「一応、これで終了ですね」と言われたときは、もっとすっきりして、解放感に包まれるものだと思っていました。
…ところが、いざ本当に終わりとなると、なんだか急に不安になってきました。
人間って勝手なものですね。
安心したいはずなのに、ついネットであれこれ調べてしまう。
すると、「ホルモン受容体陽性の乳がんは、10年以降でも再発する可能性がある」とか、「最近のガイドラインではホルモン療法を10年まで延長することが推奨される場合もある」といった情報が目に入ってきます。
そうなると、
「え? 私はこのまま終わって大丈夫なの?」
「延長という選択肢もあるの?」
「もしあるなら、延長したほうがいいのかな…」
そんな気持ちがむくむくと湧いてきました。
最初は、早くこの薬をやめたいと思っていたのに。
終わるとなると、今度は「もう少し続けたほうが安心なのでは」と思ってしまう。
なんとも複雑です。
9月に大学病院を受診して、今後どうするか相談することになっています。
その時に、延長するという選択肢があるのか。
あるとしたら、私の場合はどう考えるのがいいのか。
先生としっかり話をしてこようと思います。
5年経ったからといって、はい、終了、完治というわけにはいかないところが悲しい。
でも、今日まで問題なく、無事に過ごしてこられたこと、本当にありがたく感じています。