初めてもらった手紙は誰から?

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初めて貰った手紙 ではないけれど
今も心に残っている手紙があります
 
 
それは私が中学1年生の頃
家から徒歩20分の学校に通い始めて
クラスに馴染めず
だんだんと足が遠のき
今でいうところの“不登校”状態
 
登校しなければいけない 
その呪縛に縛られていた
2時間目からや
時には午後からの登校
 
その頃に通学路横の用水路の工事があって
その様子を眺めながら
“行かなくては”と自分と葛藤をしていたのです
 
そんな私に気を止めて下さった方がいて
ある時「おはよう」と声を掛けてくださった
なんか凄く嬉しかった
 
工事のおじさん
 
それからはそのおじさんに会う為に
それを目的として家を出る
そしてご挨拶をする
おはよう おはようございます
登校時間はすっかり過ぎているのに
私が通るたびに声を掛けてくれたおじさん
 
時にはご挨拶だけして
学校とは反対方向へ帰る私に
「気を付けろや」と・・
 
春が過ぎて1学期も終わる頃には
これから工事がどうなるのか?
いつまで続くのか?
そんな話もしたと思う
 
2学期
少しだけクラスに馴染めるようになった
下校時は友達と一緒の時もあった
そんな時はおじさんは声を掛けてくれなかった
下校の時間は仕事が忙しいのかぁと思った
 
冬休みの間に工事は終わると聞いていた
おじさんに会えなくなるんだ~
私は住所を書いた手紙を渡した
 
3学期が始まった時には
工事は完成していて
通学路は綺麗になって
おじさんはいなくなっていた
 
    ~~続きます~~