朝からお式までの間に

パパの棺に入れる物を決めたり

手紙を書きあげたり

慌ただしい中

次女さんが漏らした言葉

「パパが乗りたかった車、

パパが買った車 私見てない」

そうだった!!!

いつもは3人であれこれ相談して

決めて共有していたのに

この車に関しては次女さんに相談さえしていなかった

 

行くなら今しかない

 

支払済みの車を見てきました

 

 

通夜式

18時~ 僧侶の読経無しで一堂に会することなく

個々にお焼香をあげていただきました

たくさんの方々にお参りいただいてみなさん口を揃えて綺麗なお顔ですねと

言って下さったのが印象に残ってます

着席スタイルでは無く時間もパパに対面して頂ける時間ですよと

お伝えしたのでみなさま時間をずらして弔問して下さり

私の知らないパパの若い頃のエピソードや仕事に対する姿勢

ご親戚からは幼い頃のお話も聴けて

おひとりおひとりにご挨拶の時間も持てて 非常に良かったと思っています

また娘達も初めてお目にかかる方にも丁寧に対応していて

成長を感じる事ができました

こんな時に成長を感じて嬉しく思うって相反する事だけど

私にはパパからの贈り物だと思えた

 

最後の弔問の方が帰られたのが10時頃だったか・・・

娘達は控室で泊まるとの事 私は自宅へ帰りたかった

何故だろう???明日にはパパの身体がなくなってしまう

それは解っているのに 傍に居れるのは今晩しかないのに

無理を言って自宅送迎をしてもらった

 

自宅でひとり

玄関を入って崩れる様に声を上げて泣いた

パパの部屋へ入ってまた声を上げて泣いた

慟哭 

誰も居ない家が 誰も居ない時間が 私には必要だったのか?

玄関を見て “こんなに広かったっけ??”とまた泣いた

パパの靴が無いだけで広く感じてしまう

一睡もできずにそのまま朝を迎えた