その後、不妊治療のクリニックから対応の仕方の改善点の書面が届いた。


医師と患者の相違がないように用紙にまとめて書面で確認する事、移植前に日付だけではなく胚盤胞の詳細も伝える事など。


私は結果的に産まれるまで気が付かなかったけど、それで良かったと思った。

妊娠中に知ってしまったら産まれるまでモヤモヤしていたと思う。


2人目は希望していた性別ではなかったけど、産まれたら可愛くて性別なんてどっちでも良くなった。

でも妊娠中だったら「もし5BAの子だったら...」と思っていたと思う。


妊娠中の小さなトラブルも全部「もしもあの時...」と思っていたかもしれない。


今はこの子に出会えて、この子は先生が間違えなかったら産まれてこれなかってかもしれないと思ったら笑顔を見るたびに間違えてくれて良かったとさえ思ってしまう。本当は間違えるなんて絶対にダメだけど、この子は運を持っている子なんだと思うようにした。


でもほんの少しだけ、5ABの子はどんな子だったかな、会いたかったなと思う時もあるけど、その子の分まで産まれてきてくれたこの子を大切に育てようと思う。