森 絵都
永遠の出口


久々の読書☆カテゴリーです。

そう、しばらくまともに本読んでませんでした・・・。
どうしたものか。


元々森絵都さん、好きなんです。
きっかけは「DIVE!」か、ピンクと水色の似たような装丁の本(題名忘れてます)だったかは、忘れました。
でも、高校のとき図書館で読んで、しばらく続けて森絵都ブーム音譜

たまたま山本文緒さんと唯川恵さんを怒涛のように読んで一人ブームしてた直後に直木賞をとった時期で、momoは
「次は森絵都が直木賞なはず!」
って勝手に思ってました。

それから早数年。
やっと、ですね。
ついでに言えば、三浦しをんさん、前にも書きましたが、「これだー!ロケット」っていうフレーズがいくつかあって、すごく好きです。
だから今回は、個人的にうれしい直木賞ドキドキ


さて本題。
児童小説を書いていた森絵都さんらしい、子供の心理をすごく素直に書いた作品だと思いました。
大人との「ズレ」とか、それを冷静に見つめている感じとか、まさにmomoの小・中学生時代に考えたり感じたりしていたことっていう気になってしまった。

もちろん、そういうふうに読む人って多いと思います。
自分と重ね合わせたり、自分だったらーっていう風に。

誰もが通ってきた小学生時代・中学生時代だからこそ、懐かしくもあり、そんな風に感じてしまうのかもしれない。
特に、女の子同士の友情とか。


時代は違うし、場所も違う。
けど、懐かしい。
そんな小説でした。