久々に、読んだ本について。

この本は、ロボットがもっと生活に根付いた時代のお話。
中編がいくつか入っているんですけど、色々な話で「アトム」がからんできます。
きっとある年代の人達にとってはアトムって本当にすごい存在で、きっといまだに夢なんだろうなって感じました。
この本にもあるとおり、アトムを目指してロボットを開発して、アトムがいつか本当に生まれることを夢みている。
そこに葛藤がうまれたりもするわけで。


医学の世界でもそういう例ってあって、momoもその一人ですが、ブラックジャックを読んで何らかの影響を受けて医者を志したって以外に多かったりします。
そう考えると、手塚治虫という漫画家の偉大さがよくわかる気がします。
でも同じ人間だったわけで、きっと色々考えたり悩んだりして、それでもあれほど多くの素晴らしい作品を生み出したって思うと、感服ですね。