草木染めのワークショップに行ってきました

場所はMAITOさん

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 草木染とは・・・

植物の果実や枝、葉、幹、根 そして鉱物、虫、土など自然界の素材を使って生地や糸を染めることです

私がよく行く国でも草木染を見かけますが、色があせやすいのが難点です

何が違うのかな と体験してみると

「丁寧な下準備と媒染」がキーワード のようです

しっかり色をいれるにはひと手間かけることが大切 

今回は、このような生地左下矢印を染めます

photo:02

草木染めは綿や麻などの植物繊維では染まりにくいので植物繊維にタンパク質をつける下処理をします

下処理の仕方は何種類かあるみたいですが・・・

 大豆を一晩水につけすりつぶして漉し「豆汁(ごじる)」をつくる

 「豆乳」バージョンは、成分無調整の豆乳を1対1の割合で水で薄める

こうしできた液に布をいれ、何度か動かしながら20分間浸したのち、脱水して干して下処理完成

 注意 液に浸したあとは水洗いしないでね(せっかく入れたタンパク質が溶け出してしますます)



 


MAITOさんでは、下処理済の生地を使って草木染スタート 

① お湯に生地を入れ、汚れを落とします

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②ミョウバンを入れた液(80度のお湯1リットルにミョウバン30グラム)に20分よくなじませます

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最初は白濁していた液が透明に変わっていきます
でもけっこうこれが大変 参加者みんなで交代でやりました

今回は、くり・あかね・ラック(カイガラムシ)を使って染色します

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染液づくり  byまいとさん

 
③自分が染めたい部分だけ液に浸します

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これ はカイガラムシの赤
お箸の部分だけ色が入らず模様になります


これは左下矢印茜の染液

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染液の見た目はあまり変わらないけど、出来上がりは全然違うものに・・・

④ 染色後は水で良く洗って日陰干しして完成


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浸す時間と方法でいろんなスカーフに

一番右のワインレッドのスカーフは茜の染液につけ、さらに鉄媒染したもの

乾燥すると茜は落ち着いた赤に、クリはグレーになりました
 
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液に浸す時間や方法で様々な色と模様のスカーフが出来上がり音譜


 


二回媒染の色の変化の様子はヨモギ編(6月)で

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『よもぎ』を茹でてつくった染液に布を浸し…

photo:07

先ずは、アルミニウム媒染

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さらに鉄媒染したら濃い緑に変化しました


おまけ
  コーヒーや紅茶、 は媒染をしなくてもタンニンが接着剤の役割しているので色がつきます

でも、媒染をすると別の色になるそうです



 MAITOさんのワークショップは月一回実施されます

草木染だけでなく、とっても興味深いお話が聞けるから楽しい



MAITOさんのサイト
http://www.maitokomuro.com/