婚約中の二人。彼は大の猫好き。実家には三毛猫 が…三毛猫なので、もちろん雌です。
なにしろ彼の布団で出産してしまうほど、その猫も彼にものすごく懐いていました。
彼の実家は内科の開業医。彼女は夕食の支度のお手伝いに行きました。
その日はお手伝いさんが休みでした。
慣れない手際で料理をする彼女の背後に近づく三毛猫。あっという間に人数分の焼き魚をひっくり返し、自分の魚をゲット。…青ざめる彼女。
そこに彼の母親が。
「あら…」
三毛猫は叱られなかったし、彼女は悔しいのと情けないのと、涙も出なかった。
そんなことからしばらく後、二人は結婚式を迎えた。
そしてその三毛猫は、式の朝、縁の下で死んでいるのが見つかった。
「ねこいらず」を食べたらしい。
これは私の両親の本当のお話。
私の母は猫に勝ったのです。
…暇潰しに、読んでいただけました?
なにしろ彼の布団で出産してしまうほど、その猫も彼にものすごく懐いていました。
彼の実家は内科の開業医。彼女は夕食の支度のお手伝いに行きました。
その日はお手伝いさんが休みでした。
慣れない手際で料理をする彼女の背後に近づく三毛猫。あっという間に人数分の焼き魚をひっくり返し、自分の魚をゲット。…青ざめる彼女。
そこに彼の母親が。
「あら…」
三毛猫は叱られなかったし、彼女は悔しいのと情けないのと、涙も出なかった。
そんなことからしばらく後、二人は結婚式を迎えた。
そしてその三毛猫は、式の朝、縁の下で死んでいるのが見つかった。
「ねこいらず」を食べたらしい。
これは私の両親の本当のお話。
私の母は猫に勝ったのです。
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